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羽田D滑走路工事 [├雑談]

2010/10/11追記:D滑走路展望台は2010年8月30日終了しました。 

1年2か月ぶりに羽田空港に行ってきました。

いやー、本当に久々です(マ〇アじゃないアピール)。

あちこち工事しててすごかったです。

お目当ては建設中のD滑走路。これ見たかったんです。

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第2ターミナル展望デッキ入口近く(青い牛のところ)にこんなコーナーができてました。

D滑走路展望施設に行くには、毎月第2・第4日曜日に無料送迎バスがあったのですが、

昨年の8月で終了していまいました。運行再開は当面未定だそうです。

ということで、モノレール新整備場駅から30分かけて歩いて行くか、車で直接行くかです。

羽田空港の道路は複雑怪奇で、普段田舎道を走ってるオイラは怖いので正直避けたいのですが、

カメラバッグ担いで30分も歩くのはもっと避けたい。ということで車で逝きますのだ。

アクセスマップを眺め、最も近くて簡単そうだと思われるP4から出発。

向かっている途中、「D滑走路展望台→」みたいな標識が出ていたのでホッとしたのですが、

しばらく標識が見当たらない区間が続きました。

周辺はどう見ても、一般人向けの雰囲気ではありません。

しかも、「この周辺に駐停止を目的に侵入すると罰する」とか、「関係者以外立ち入り禁止」とか出ててコワいです。

気がつくと、工事用ダンプの車列にはさまれてましたΣ(゚Д゚;)

「オイオイ、シロートが紛れ込んでるよ。一般車が入っていい場所じゃないんだぜ?」

とかダンプの運転手が考えてそうです><ヒイィィ~!!

展望施設がプレハブの建物だということは知ってたのですが、

途中幾つかそういうものが並んでました(゚Д゚;≡;゚Д゚)ドコドコ

「D滑走路展望施設」という標識の建物が発見できて一安心。

無事到着。よかった~。

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一応こんな感じです。

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1階で受け付けを済ませ、屋上の展望台へ。

想像してたよりこじんまりしてます。

こっち側

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あっち側

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2007年3月30日着工だったのだそうです。

もう2年以上経つことよのぉ。

2010年10月供用予定です。

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A,C滑走路に離着陸するヒコーキのすぐ側での作業になるため、

高さ制限に引っかからないよう、作業を夜間にしたり、作業船を改造して高さを調節するなどしているそうです。

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34Lファイナル。

ここは第1ターミナルの展望デッキから2キロほど南下した場所です。

進入灯が真横に! 

遮るものがなく、特等席です。

D滑走路が完成してもこのまま残して欲しいなぁ。

無理だろうなぁ。

せっかくの絶好ポイントなのですが、オイラの写真ダメダメなので、

よろしければお口直しにアスランマリオ師匠の当展望台レポ記事 をご覧ください。

同じ場所からのステキ写真が拝めますよ^^

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展望台のすぐ下はこんな感じ。

最後に受付でアンケートの記入がありました。

Q:見学はいかがでしたか?
□とても面白かった □普通だった □つまらなかった

Q:また来たいですか?
□是非また来たい □まあ来るかも □二度と来ない

みたいな感じだったのですが、

とっても親切でにこやかなかわいいおねーさんに一文字一文字ジッと見つめられるという情況下において、

最初の項目にしるしをつける以外の選択肢は小心者のオイラにはありませんでした。

でも楽しかったですよ^^

「ここまでの標識をもうちょっと増やして欲しい」と要望すればよかったな。

と後になってから思いましたが時既に遅し。

せめてココに記しておきます。


パンフレットをもらいましたので、以下マ〇ア様向けのネタを。

■D滑走路
A380にも対応した設計。海面から滑走路面まで:13~17m
2,500mx60m(05/23)
埋立部と桟橋部で成っています。
多摩川の流れを妨げないために、多摩川河口法線にかかる部分はすべて桟橋構造としました。
設計供用期間:100年

・D滑走路桟橋部
長さ:1,100m
使用鋼材重量35万トン 
杭の長さ:海底下70m

・D滑走路埋立部
長さ:2,020m 全幅:424m
埋立土量:3,800万㎥  
周辺の水深:12~20m
波消しブロック:10t型 19,500個 5t型 6,500個

■連絡誘導路
多摩川と東京湾の水の移動を妨げないため、こちらも桟橋方式。
長さ620m、幅60mx2本
使用鋼材重量8万トン

工事用の資材は海から運ぶなど環境に気を遣った工事をしているそうです。


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787 中間ガントレットテスト終了 [├雑談]

6月8日付ボーイング公式ニュースリリースによりますと、787型機の中間ガントレットテストが完了したそうです。

具体的には、

「フライト中に1つ、または複数のシステムがダウンするというようなシナリオを数種類設定して(中略)

あらゆるシステムを実際のフライト時と同様に操作するシミュレーションを実施」

「約1週間分の航空機の運航状況に合わせた各種テスト、ならびに個別に条件を設定した数百種類のテストを実施」

したのだそうです。

記事には開発最高責任者の、

「引き続きファーストフライトに向けて、今回のテスト結果を十分に検討し必要な調整を図りながら、残りのテストを実施していきます」

という言葉が。

エンジン関係(5月21日付)公式ニュースリリースの時点で、

「次のステップである中間・最終ガントレットテスト」という言葉が出てましたので

次は「最終ガントレットテスト」なんですね。

「ガントレット」…辞書で調べてもどういうテストのことを指すのかイマイチわからないのですが、

検索ではかなり引っかかりますので、そのスジではありふれた用語なんでしょうね。

 

787初号機納入時期についてのボーイングの最新ニュースリリースは2008年12月11日付のものなのですが、

それによると、「2010年第1四半期(1~3月)」と書かれています。

それまでに残された試験飛行のための時間は誰が見ても少ないですから、

ボーイングとしてはとにかく1日も早く試験飛行を開始したいところでしょう。

 

実は本日(15日)から21日までパリエアショーが開催されます。

エアショーはメーカーにとって一大プレゼンの場なので、

この期間中に787に関して何らかの発表があるのではないか。という憶測もありますが、どうなりますか。



それから!

ガントレットテストまでの道のりやガントレットテストの模様などをまとめた公式ビデオが見れます。

オイラ的には、ヘッドアップディスプレイを使用しての着陸の様子と、

強度試験で主翼をぐーっと引っ張り上げるところが興味深かったです。

遅延続きの開発ですが、初飛行に向けて徐々に進んでいるみたいですね。


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787 エンジンテスト [├雑談]

記事に書いてませんでしたが、先月787型機のエンジンテストが行われました。

5月21日付ボーイング公式ニュースリリースによりますと、

787型機に取り付けた状態でのエンジン初起動、40分間の稼動試験が行われたのだそうです。

 

ヒコーキのジェットエンジンは推力であるだけでなく、

飛行中の機体のあらゆるパワーの供給源であり、空調、防/解氷にもエンジンの圧縮空気を利用しています。

ところが787のエンジンの場合ちょっと変わっていて、以前の記事にも少し書きましたが、

エンジンから圧縮空気を抽出するのを止めてしまいました(ノンブリード方式)。

ジェットエンジンには機内で使用する電力を発生するために発電機がついているのですが、

787の場合、同程度の大きさのヒコーキと比べて4倍強のものをつけました。

この大型の発電機で発生させた電力によって必要をすべて賄おう。という考え方です。

 

圧縮空気抽出によるエネルギーロスはなくなりますし、

高温の空気を機体各所に送るパイプの取り回しが電気コードに置き換えられるので、

軽量化、整備性が向上します(このメリットはFBWに似てますね) 。

実際エンジンカバーを開けると、内部は様々なパイプ類がびっしりとエンジンを覆っているのです。

まるでラピュタの巨大飛行石のように。

オイラはまだこの新エンジンの中を見ていないのですが、大分スッキリしてるんでしょうね。

ボーイングではこの新方式により燃費が8%向上する。としています。

半面、エンジンの軸回転を大量に電気に変換し、それを機体各所で再び変換しなければなりません。

エネルギーは変換によってロスする割合が大きいので、こう何度も変換を繰り返すより、

圧縮空気をそのまま使えるのであれば、そのまま利用する方がエネルギー効率だけ見ると良いハズなのですが…。

ということで、この方式に首を傾げる専門家もいるのだとか。

実際の運用を通してこの方式の長短がおのずと明らかになるだろう。

とされています。

 

さらに、787ではエンジンの始動方法も従来とは異なります。

大型エンジンの場合、従来はエンジンに圧縮空気を送り込み、「スターター」と呼ばれる装置によって

圧縮空気を軸回転に変え、これでコンプレッサーを回し、点火、始動していました。

787のエンジンもコンプレッサーを回すのですが、圧縮空気ではなく電気を送ってもらい、

この電気でエンジン内の大型発電機をモーターとして利用することにしました。

小型エンジンの始動は従来から電気式だったのですが、

大型機の電気式起動は民間航空機史上初のことだそうです。

 

「ノンブリード方式」と「電気式起動方式」は、大型の発電機/モーターがあって初めて成立するものですから、

2つでセットと言えるかもしれません。

いずれにせよ、「プラスチックでヒコーキを作ってしまう」というだけでも大変革ですが、

随分大胆な変革を1つのヒコーキに一気に盛り込んだものだと思います。

テストの結果、無事にエンジン起動しましたし、全システムへのパワー供給も予定通り行われたのだそうです。

 

ボーイングが公表した初飛行は「6月までに今四半期後半」というものでした。
*tooshibaさんのご指摘で修正致しました。

本日の時点で残りあと17日ですが、間に合いますでしょうか。

 

(続きます)


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ファーストクラスの世界・3 [├雑談]

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無事帰国したTさんからこんなものをいただいたのでしたヽ( ゚∀゚)ノウヒョー!!

ファーストクラスのアメニティセットです。復路でもらったものを分けていただきました。

オイラの宝物です。火事になったらコレ持って逃げます=(⊃゜Д゜)⊃□

中身はですね…

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まずこれ。開けてみると…

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・クレンジングフォーム
・ハイドレーティングローション
・トータルリバイタライザー

…だそうです。よくわかりません(;´Д⊂)

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もう1つ、半透明のケースにいろいろ入ってました。

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歯磨きセット

これは知ってる!d( ̄∇ ̄*)

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アイマスク

個人的に持ってますが、こちらは目の下から光が洩れないようになってますね。

流石ファースト。

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イヤープラグ

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息スッキリのやつ。

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足が冷たいやつ。

それから写真なしですが、白のフェイス?タオル(ロゴなし)

でした。

 

最後に、「ファーストクラスでアメリカ往復ってどんだけセレブやねん!」

とお思いの方にご本人からのリクエストでネタバレを。

実はTさん、年収150万の方です。

単位は$ではなくて、¥ですよ?

完全に  チケット代>年収  なのですが、

なんとこのチケット、38,000円でゲットしたのだそうです。

しかも、新機材、往復JALスイート、座席番号1 というファーストの中でも特別なもの。

どうしてこんなことが可能かというと、ご本人曰く「予約系マ〇ア」だから。なのだそうです。

1年近い準備期間と、裏技の連発、そして奇跡が重なった結果、

マイル+38,000円でFチケットをゲット。だそうです。

予約のために駆使した裏技の数々を詳しく教えてもらったのですが、初めて耳にする言葉ばかりでした(XДX)

やっぱりその道のプロはすごいや…。

 

ということで、4記事連続で人の褌記事でした。

北宇のピューマさん、Tさん、改めて感謝です。

どうもありがとうございました m(_ _)m

 

お付き合いありがとうございました。

追記:38,000円は、サーチャージと空港使用料、税金の類の合算だそうです。


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ファーストクラスの世界・2 [├雑談]

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ジョン・F・ケネディー空港 ファーストクラスラウンジ

サクララウンジ との違いは、ソファが本革張り、洋酒類が充実、おにぎりがあること。だったのだそうです。

いちいち差をつけてくれますね。

約1週間ハンバーガーが主食だったので、おにぎりは最高のご馳走だったとか^^

Σ(゚Д゚;)って、帰りもファーストクラスデスカ!!  

 

成田でもらったチケットは全クラス共通のもので、

Fクラスの赤帯をさりげなく見せびらかしながらジャケットのポケットに入れて空港内を闊歩したかったのですが、

できなかったそうです。^^;

 

ちなみにこのJALファーストのチケットをまともに買うと、

本日8日(月)成田出発で12日(金)にJFK出発の場合、税金・燃油特別付加運賃等込で

往復 2,032,610円也。

…。

今話題のハイブリッドカーが買えてしまいますやん。

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[ぴかぴか(新しい)]「ファーストクラスのリラクシングウェア」[ぴかぴか(新しい)]に着替えておくつろぎのT氏(別にネコに似ているわけではない)。

あちこち撮っていたら、CAさんが「お撮りしましょうか」と声を掛けてくれたとか。

このウェアは自由に持ち帰れるのだそうです。

"F"のマークが誇らしげ。

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1人でいったい何窓使ってるのかしらん。

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はあ。。。なんともすごい世界ですね。

これで頂いた写真は終り~。

 

(つづきます)


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