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女満別空港 [├空港]

  2009年7月、2023年6月訪問 2023/7更新  


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撮影年月日1986/06/13(HO862X C5A 34) 開港翌年の女満別空港 
出典:国土地理院ウェブサイト(地理院データを加工して作成) 

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SkyVector.com

北海道網走郡大空町にある「女満別空港」。

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ターミナル内部

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展望デッキ入口

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ヒコーキ用タイヤが置いてありました。

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スペック部分拡大。

乗用車用タイヤと比較すると、内圧と荷重の差がすごいです。

こういう比較は興味深いですね。

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展望デッキ

奥行きが大きいです。

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R/W18方向

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正面

個人的な感想ですが、JAL塗装のエアバス機は未だに違和感があります。

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「それじゃあ またね」

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コックピット上部にカナードを取り付けたANA機。

現在ANAは各務原の飛行開発実験団と連携し、民間機の特殊機動飛行技術についてのテストを行っています(嘘)。

「CCV」なんて言うと、もうオッサン扱いなのかしらん。

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(以下2023年6月撮影)

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有料のバー(押して回転するやつ)が撤去されて無料になりました^^

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フェンスが設置されました。

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     網走郡・女満別空港      

    ビュー:☆☆☆★★  
3Fに広い無料展望デッキあり
フェンス低く、エプロン、滑走路全域見渡せる

    施設:☆☆☆☆★  
ターミナル前に有料駐車場あり
建物は明るくキレイ
レストランあり。売店、土産物店充実している。ロイズチョコ、白い恋人、柳月など
JAL系ショップBLUE SKYあり

    マニア度:☆☆☆☆☆  
空港周辺に撮影ポイント多数
隣接する旧女満別空港と掩体壕
展望デッキ入口に展示されているタイヤ

    総合:☆☆☆☆★   
旧空港時代から歴史ある北の空の玄関口
周辺は畑、牧草地が広がり、市街地も近い

女満別空港 データ
管理者:北海道→北海道エアポート
3レター:MMB
4レター:RJCM
空港種別:地方管理空港
運用時間:8:00~21:00
所在地:北海道網走郡大空町
標 点:N43°52′50″E144°09′51″
標 高:33.1m
面 積:167ha
滑走路:2,500m×45m
磁方位:18/36

航空管制周波数
・飛行場管制 
 女満別タワー 118.25 126.20
・航空路管制
 札幌コントロール(北海道東セクター)127.50 132.60 134.24
 札幌コントロール(道東空域セクター)128.325 134.25

沿革
1985年04月 新空港供用開始 滑走路2,000m
2000年02月 滑走路延長 2,500m
2020年01月 15日 北海道エアポート、ビル施設等事業開始
    10月 1日 北海道エアポート、空港運営開始 

関連サイト:
Hokkaido Airports 
女満別空港ビル  
大空町/女満別空港  
北海道開発局/女満別空港  
国土交通省東京航空局/女満別空港   
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紋別空港(オホーツク紋別空港) [├空港]

  2009年7月訪問 2022/12更新  


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SkyVector.com

北海道紋別市にある「紋別空港(オホーツク紋別空港)」。

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「オホーツク海の雄大さ、力強さをイメージ」した特徴的な外観 だそうです。

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流氷をイメージしたオブジェ だそうです。

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さあ、クリオネに会いに今すぐ紋別へGo!

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展望デッキにやって来ました。

こんな写真を撮る人などまずおるまい~。

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R/W32側。バッチリ見えます。

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中央。こちらもよく見えます。

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そしてR/W14側もよく見えます。

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ターミナル内部

曲線で構成された天井、全面鏡張りの壁面。明るいです。

手すりには点字の案内プレートが取り付けられています。

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以下、R/W14エンド付近の写真です。

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ターミナルビル反対側は滑走路に沿って道路が続いてます(画面右側が滑走路)。

現在紋別空港は東京便が1日1往復のみ。

ワンチャンスをドコから撮ろうかとせわしなく動き回り、R/W32側から撮ることに。

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12:46

定刻12時50分到着の東京発ANA845便が姿を現しました。

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12時53分 到着~。

定刻13:35発846便になって再び東京に戻っていきます。


     紋別市・紋別空港(オホーツク紋別空港)    

    ビュー:☆☆☆★★  
ターミナル2階に広い無料展望デッキあり
塀低く、エプロン、滑走路全域見渡せる    

    施設:☆☆☆☆★  
小さな売店、喫茶店あり
売店はターミナルの開いている9時~17時まで営業しているが、喫茶店、案内所は定期便が離着陸する時間帯のみ
ターミナル前に広い無料駐車場あり。
建物は明るくキレイ

    マニア度:☆☆☆★★  
展望デッキ、外周道路、撮影に適した場所多い

    総合:☆☆☆★★  
オホーツク海に面した空港
周辺は広々とした牧草地など北海道らしい風景が広がる
札幌便が2007年に廃止してしまい、現在は昼の時間帯の東京便1往復のみ。
ジェット化のためにわざわざ造られた新規空港だが現状ではその能力を十分活かし切っていない

紋別空港 データ
設置管理者:北海道
3レター:MBE
4レター:RJEB
空港種別:地方管理空港
運用時間:9:00~17:00
所在地:北海道紋別市小向
標 点:N44°18′15″E143°24′15″
標 高:17.8m
面 積:129ha
滑走路:2,000m×45m
磁方位:14/32

航空管制周波数
・航空路管制
 札幌コントロール(北海道東セクター)127.50 132.60 134.25
 札幌コントロール(道東空域セクター)128.325 134.25
・飛行場アドバイザリー
 紋別リモート 118.15

沿革
1994年04月 新空港設置許可
1999年11月 供用開始 滑走路2,000m

関連サイト:
オホーツク紋別空港     
北海道開発局/紋別空港  
国土交通省東京航空局/紋別空港   
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旧紋別空港跡地 [├空港]

  2009年7月訪問 2022/12更新  


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1997年7月(HO971X 16 3) 運用中の旧紋別空港

出典:国土地理院ウェブサイト(地理院データを加工して作成)

北海道紋別市にあった「(旧)紋別空港」。

現在の紋別空港から東に11キロほどの所にありました。

オホーツク海に面していて、コムケ湖とシブノツナイ湖という2つの湖に挟まれています。

このロケーションが後に悲劇を生むことに(後述)。

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旧紋別空港正門

現在はコンティネンタル・オートモーティブ社の紋別テストセンター/テストコースです。

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かつて空港だった頃の標識が残ってました。

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当時のターミナルビルをそのまま使用しているようです。

ターミナルビル玄関上方には、かつての空港名に代わり、現在の所有者である会社名が掲げられています。

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裏手に回ってみました。(以下R/W30付近)

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ご覧の通りフェンスが続いています。

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かろうじて見えた滑走路面。


    紋別市・旧紋別空港跡地   

2つの湖に挟まれた位置にあったため滑走路の延長ができず移転。廃止から約2年後、個人所有の小型機が誤認着陸してしまうというインシデントが発生しました

旧紋別空港 データ(当時)
設置管理者:紋別市、後に北海道
空港種別:第3種
所在地:北海道紋別市沼の上
座 標:N44°15′33″E143°31′55″
滑走路:1,200m×30m
方 位:12/30
(座標、方位はグーグルアースから)

沿革
1966年07月 開港 滑走路1,200m
1973年08月 北海道の管理に変更
1999年11月 新紋別空港開港に伴い廃港

関連サイト:
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東北の図書館にて [■ブログ]

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山形県某所

 

先週東北の飛行場を回ってました。

飛行場、関係箇所等、全部で12ヵ所回ったのですが、

そのうち現在でもヒコーキが飛んでるのは、岩手花巻空港たった1ヵ所だけという変態旅行でした。

今回は特にネタになるようなことも少なかったので「旅行記」は書きません。

それから特にタイムリーな話題もないので、アップするのは少し後になります。

多分11月中にはアップできるのではないかと。

 

東北の飛行場跡地に関してはネット情報が特に少なくて、現地に行って初めて知ることが多かったです。

情報収集には地元の方にお尋ねするという方法があるのですが、

遺構の所在地をお尋ねするならともかくとして、かつてあった滑走路の位置となると、

如何に地元の方とはいえ、まずご存知ありません。

戦後の食糧難のため、占領軍は「不要な飛行場はできるだけ早く開放して開墾させるように」と指示を出したからです。

飛行場を含めて周辺も畑となり、その後住宅地、工業地に姿を変えたケースも多いです。

こうして早々に飛行場の痕跡は消え、戦後の混乱期を経て64年も経過していますから、

地元の方でもおおよその場所しかご存じないのは無理からぬことです。

それからごく稀なこととして、「御国のことをよそ者に教えられない」と

ぴしゃりと言われてしまうこともあります(;´Д⊂)

これはお尋ねする側にも問題があるのやもしれませぬ。

 

ということで地元の図書館での情報収集が基本となり、今回あちこちで図書館を利用しまくりました。

図書館で地元の町史/市史を調べ、関係箇所のコピーを取るのです。

今回は東北で経験した図書館事情についてちょっと書いてみます。

コピーの仕方は図書館によって対応が様々です。

自分で勝手にコピー機を操作させてくれる所もありますが、

多かったのは「複写申請用紙」に記入して司書さん?に取ってもらうという方法でした。

しかも同じ県でもA市はセルフサービス、B市では取ってもらう。とバラバラなので、

図書館に到着するたびそこの流儀を確認する必要がありますのだ。

 

今回最も厳重だった某県某市立図書館では、

まず市史等の「郷土資料」がガラスケースの中に保管されていて勝手に見ることができません。

本を見るためには、まず「閲覧申請書」に住所氏名電話番号、それに書名、書記号、著者名を書く必要があります。

市史をご覧になった方でしたらご存知でしょうが、「市史」とはそういう本が1冊あるのではなくて、

例えば、「通史編」、「資料編」などに分かれ、しかもそれぞれが何巻にも分割されています。

事前に触れることもできないので、怪しそうなものを「閲覧申請書」にずらずらと全部記入しなければなりません。

 

申請書を渡し、司書さんから本を受け取り、 お目当ての部分を探したら、

今度はコピーを取ってもらうために「複写申請用紙」に記入しなければなりません。

ここはではコピーできるのは1冊の1ページ(見開きの半ページ)のみ。

しかもコピー必要箇所が5冊分あるとしたら、「複写申請用紙」を5枚書かねばなりません。

住所氏名電話番号、書名、書記号、著者名、複写申請ページ、コピーの目的をひたすらカキカキ…

申請が通ったならば、セルフサービスでコピーできるのですが、

本のコピーには「1冊につき1ページのみ」以外にもいろいろと規則があって、

コピー後に、きちんと様々なルールを守っているか、チェックを受ける必要があります。

これでやっと資料のコピーを手に入れることができました。

なんかいっぱしの事務仕事をし終えた疲労感があります。

しかしまだ終りではありません。

入手したい資料がキレイに「1冊の1ページ」に収まるハズもなく、

残りの部分はせっせと書き写しです。

はー手が痛い。

 

「コピーできるのは1冊の1ページのみ」というのはこの図書館に限ったことではなく、

少数ながら他の図書館でも同様のところがありました。

「著作権の関係なので(`・ω・´)」と言われれば、「そうなんですか(´・ω・`) 」と黙って従うより他ないのですが、

同じ県の県立図書館ではそういうしばりは無しで、

頼めば1冊から5ページでも10ページでもコピーしてくれ、本当にイロイロでした。

もーなにがなにやら(XДX)

館長の裁量なのかしらん。

 

ところで今回あちこちの図書館を利用していて、とても嬉しかった出来事がありました。

某県の某図書館を利用したときのことです。

例によって「複写申請書」を提出してコピーを取ってもらったのですが、

コピーしてもらった中に飛行場関連の人物が扱われていて、

「その人物についてお知りになりたいのでしたら、こんな本がありますよ」と

書棚から本を出してくれました。

実はここの地元にあった飛行場のことを調べたいのだと伝えると、「それならこんな本とか、それからこんな本とか」

と、パパッと更に2冊出してくれ、

「その飛行場については確か1年位前の地元紙で扱われていたので、探してきます」

とまで言ってくれました。

パソコンで検索とかではなくて、すべてこのおねーさんの頭の中の情報です。

そして言った通り、1年前の新聞のスクラップと共に、

書庫から「こんなものもありますけど」と関連資料を見せていただきました。

一瞬、鉄子とかソッチ系なのかと思いましたが、そういうわけでもなさそうです。

親切とあまりの見事さにトリハダが立ちました。

…すげぇ、このおねーさんプロだ。

 

某県の山と田んぼに囲まれた小さな町の小さな古い図書館での出来事でした。 


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JALのこと・3 日本の空にLCC [├雑談]

JALネタ最後の記事です。

 

ところでエアアジアなのですが。

マレーシアを本拠地としているLCCで、とにかくビックリするほど運賃が安くて、

早く予約するほど安くなったり、キャンペーン価格を実施したりしているのですが、

例えばジェット機で2時間半程度の国際線の料金が2千円、3千円というお値段だったり、

国内線に至っては、170円~300円とか、もう市内バスかと思うような金額です。

 

エアアジアは日本進出を目指しており、同社会長は以前テレビのインタビューで

「日本の航空運賃はとにかくバカらしいほど高い。我々がやれば必ず成功するだろう」

と自信満々でした。

日本に実際に外国のLCCが参入した場合のことですが、

LCCが破格を実現できるかどうかには、空港使用料をいかに抑えられるかが大きなカギで、

エアアジアも拠点空港ではLCC専用ターミナルを使用しており、

自社専用のターミナルを設けようという動きを見せるほどなのですが、

羽田空港、成田空港は共に「LCCには差別も優遇もしない」と言明しています。

日本の二大拠点をはじめとして空港使用料がLCCのコストを大きく押し上げることになり、

LCCの安い運賃をそのまま日本に入れることは難しいでしょう。

 

実は来年開港する茨城空港は全国で初めてLCCに特化した空港で、

建設費もその後の運用費も可能な限り低くするための様々な工夫が盛り込まれています。

(だから空港使用料も安くできる)

そしてエアアジアはこの茨城空港に目をつけています。

今後LCCを積極的に誘致する第二第三の茨城空港が現れるかどうかも注目です。

 


オイラ個人としては、日本の空は日本の航空会社に頑張って欲しいのですが、

東京から沖縄まで3,000円とかで行けたらいいなぁ。などと、

エアアジアの破格のチケット代は正直大きな魅力を感じます。

 

「日系大手が大きなシェアを握っている現状だからこんな破格が実現できないのだ。

バス並みの金額が安全に実現できるのであれば、

日系など潰れてしまって、外国のLCCが日本の空を席捲しても構わない」

という割り切ったお考えの方もおられます。

 

皆様どう思われますでしょうか。


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