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佐賀空港のYS-11再び!! [├雑談]

1998年7月に開港した佐賀空港

開港に合わせてエアーニッポンから寄贈されたYS-11が一般公開されていました。

展示してあるワイエスに好きなだけ頬ずりしたり匂いをかいだり近寄って見学することができました。

ところがその後貨物地区の拡張に伴い、2005年5月に一般公開を中止し、

それ以降は、毎年9月に実施される「空の日」イベントなどの際のみの公開になっていました。

 

現在、YS‐11の一般公開へ向けて、準備が行なわれています。

既に昨年12月に佐賀空港公園への移設作業が完了しており、

塗装の塗り替えをして今年の3月に再び一般公開の予定だそうです。

再び直接機体に触れたり、機内の見学もできるようになるのだそうです。

作業にはワイエスの元整備士の方のサポートがあったのだそうです。

 

久々に明るい話題ですね^^ 


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ヒコーキ版・今年気になるランキング [├雑談]

先日実施しましたアンケートの結果発表です。


たくさんの方にご参加いただきまして、ありがとうございました m(_ _)m

では早速(注:オイラの投票も含めさせて頂いています)。
 

1位:羽田 大増強 352point
どうなるんでしょう??(おろ・おろしさん)
日本の首都に住みながらその首都にある空港からヨーロッパに行ける直行便がないというのは大きな疑問。(いっぷくさん)
かなりうちの仕事に関係しています^^ (ジョルノ飛曹長さん)
今後の羽田空港に期待をこめて。(picaさん)
羽田でこんなことができるなら成田のあんな出来事はなかったはずなのに...(sakさん)
羽田からヨーロッパに行けるようになると便利なんですけどね・・・(miffyさん)
やはり来年の大きな出来事と言えば、羽田、成田の発着枠拡大でしょう。(basashiさん)
D滑走路の使用開始と空域をどう使っていくのか、興味があります。エアバンドが欲しいなぁ(笑(こけもも:さん)
増発はJALがどうなるかのも絡んで、気になりますね(コストさん)


得票数:16。2位以下を大きく引き離してのトップなのですが、この項目を1番に選んだ方は8人で、2位:JAL問題を1番に選んだ方より2人多いだけでした。1番には選ばなくても2番目、2番目に選んだ。という方も結構おられて、まんべんなく票を集めてトップという結果に。羽田空港、やっぱり関心高いですね。個人的には周辺国のメガ空港と伍する存在になって欲しいのですが…

 

2位:JAL問題 230point
どうあれ決着するでしょう。(おろ・おろしさん)
しつこいようだけど、JAL利用者としては、やっぱり。(picaさん)
JALさん、頑張ってほしいなぁ(sakさん)
ANA株主なのですが、JALも気になります。(takechanさん)
やっぱりJALがどうなるかは気になりますよね~(miffyさん)
JALしか思いつきません。一般人だから。(春分さん)
国際線JAL独占の頃、ダントツANAが好きだったんです。でもかつてナショナルフラッグキャリアー会社の衰退ぶりに悲しみ国際社会での日本企業の競争力復活のあり方を見たいが気がします。(guchiさん)


得票数:11。11人中6人の方がこのJAL問題を1番に選んでおられます。2009年の重大ニュースでも2位にランクインしたJAL問題。誰がなんと言おうと、日本の象徴の翼。みんな気にしてます。心配してます。OBの方々が頑張ってますがどうなるんでしょうか。

 

3位:茨城空港開港 187point
東の神戸空港?(おろ・おろしさん)
一応お隣さんなので、ポチッっとオウエン!(me-coさん)
なんでこの経済状況で茨木に空港が要るのか、黒字になる道筋を知りたい。(いっぷくさん)
こちらの空港の今後も気になります。 (picaさん)
神戸空港みたいにならなきゃいいけど...(sakさん)
茨城空港の話題も入れたいのですが、ニュースとしての価値があるかどうか。アシアナ航空が搭乗率保証の話を出してくるのも時間の問題だと思います。茨城県は私の提言どおりチャーター便で当座をしのごうとしていますが、まだまだ不十分だと思います。ここは思いきって格安旅行会社を一社に絞り、ネーミングライツを導入するくらいの施策が必要なのではと思っています。H〇S専用空港とか...(basashiさん)
航空自衛隊百里基地との共用空港ですよね。昨年は一時使用の滑走路で目の前を飛行教導隊(コブラ)のF-15Jが離陸して行くを撮影出来ました。来年は「くの字」の誘導路の滑走路に戻りますが、どのような撮影環境になるのか、興味があります。・・・採算割れで全ての施設が航空自衛隊所有になる気もしますが。(こけもも:さん)
いったいどうなるのか、興味津々。 (赤と青さん)
やっていけるのかってところで、この順位で^^ (コストさん)


得票数:11。こちらも意外と関心が高かった茨城空港。やっぱり神戸空港を連想する方がおられますね。開港が2ヶ月後に迫りましたが、依然として国内線はゼロ。たくさんコメントいただきましたが、「一体どうなるの??」という声が多かったです。単なる「インチョン経由で海外へ行くための便利な空港」で終わって欲しくないのですが…。

 

4位:B787 第四四半期デリバリー 147point
もう待ち飽きた!!(おろ・おろしさん)
もうほんと、B787にはいい加減飛んで欲しいです。このままじゃ世界初の民間宇宙旅客機就航に先を越されてしまうのでは・・・。(pittsさん)
関わる(乗るとか行くとか)チャンスがありそうなので楽しみですね。(OILMANさん)
787早く乗ってみたいな~ (miffyさん)
お正月はとうとう新幹線にしてみましたB787に乗れるならまた飛行機乗ってみようかな? (まめ助の母さん)
遅れに遅れて一般の方々には忘れられた存在 早く、本物の主翼のしなりをこの眼で見てみたいです。安全第一!(guchiさん)


得票数:5。航空界では「787は本当に"ドリーム"のまま終わってしまうのではないか」なんていう噂までありましたが、昨年末やっとやっと飛んでくれました。コメントでも楽しみにしていると期待する声がある一方で怒り交じりのご意見も^^; テストフライトが順調に進み、計画通り今年中にANAに量産初号機が届けられることを祈るばかりです。

 

5位:成田新高速鉄道2010年度開業 115point
なんど2時間かけて、羽田・成田間をトコトコ移動したことやら、だけど安いの一番(おろ・おろしさん)
成田の鉄道も乗ってみたいですが、これはあえて広島から成田に飛んで東京入りすれば何とかなりそうですし、これも楽しみにしたいですね。 (OILMANさん)
AE形=山本寛斎デザインの車両って一体全体どうなるのか?と思っていたら、実物はしっくりいっていたので、デザインよりも造った日本車輌はエライ! (me-coさん)
都心から成田が近くなるのはうれしいです。(miffyさん)
成田新高速鉄道は、仕事でも自治体に取材したんですよ。葛飾区では京成電鉄とかの線路も一部整備した話で、自分絡みで。(コストさん)


得票数:8。昨年末に「来年7月開業を目指す」と発表がありました。ランクの割には得票数が多く、気になる方が多いみたいですね。欲を言えばキリがないですが、とりあえずこれで成田がまた少し近くなりますね。しかしこの鉄道、もう少し羽田空港の近くまで引っ張ってこれないでしょうか? せめて東京駅とか。(←欲を言った)

 

6位:成田 発着枠拡大 86point
やはり来年の大きな出来事と言えば、羽田、成田の発着枠拡大でしょう。(basashiさん)
流血の成田抗争、新しい国際空港として出発する予定だった成田は血塗られた空港(管制塔)となった歴史があります。現状では羽田を拡張し続けて国際空港としていく方向の気がしますが、成田空港が今後どのような運命を辿るのか非常に気になります。 (こけもも:さん)


得票数:5。コメントにもありますが、日本の航空界的には非常に大きな成田発着枠拡大。周辺国の空港の進展振りを見ると、その歩みはあまりに遅いのですが、これまでの歴史が歴史なだけにそう簡単に大幅な拡大ができない成田空港。今後もここを使うべきなのかどうか、地元の意見がまとまるとよいのですが…。

 

7位:B747-8フレイター 初飛行 78point
知らんかった。旅客用は?(おろ・おろしさん)
関わる(乗るとか行くとか)チャンスがありそうなので楽しみですね。(OILMANさん)
姑息なマーケティングによる開発がいかにも米企業らしい⇒しかも、飛んでいない飛行機の技術流用とはワケがわかりません?。?(me-coさん)


得票数:5。すっかり787の影に隠れてしまった印象のB747-8。元々はエアバスが747を上回る旅客機を製造しようとした時、それを牽制する目的で発表したのが747ストレッチ計画でした。世界的な不況の影響もあり受注の伸び悩んでいるA380ですが、それはB747-8にとっても同じこと。今後の両機の行方や如何に??

 

8位:HondoJet 形式認定取得 59point
トヨタのレクサスLFAは500台ですが。(おろ・おろしさん)
あまりにも投票人気が無く、社員として一票  (guchiさん)


得票数:4。デリバリーが待ち遠しいです。CMで同じ車種の宣伝を繰り返し流すより、そのうちのわずかでもHondoJetに振り向けた方がよっぽどイメージアップになると思うんですが。どうでしょう??  ホンダエアポートを拡張してコレが飛んできてください。おねがいしますおねがいします。

 

9位:羽田新管制塔 供用開始 30point

得票数:2。今回のアンケート、1位と9位が共に羽田空港という結果になりました^^; 予定では明日から運用開始のはずです。

その他:
番外:普天間基地移転問題 (おろ・おろしさん)
おいらは中穴狙いで関西3空港の統合問題だニャ。伊丹空港を廃止してその跡地を民間に売却すれば、関西国際空港の借金も
返済できると思うんだけど... ご利用は計画的に (ピンさん)
「本当に787は来年度デリバリーされるのか」YESorNOというアンケートを用意して来年の今頃検証してもおもしろいかもしれませんね、 (うめさん)


以上の結果になりました。

うめさんのアイディアをいただいて、

もう少ししたら「本当に787は来年度デリバリーされるのか」YES or NO をやりたいと思います^^

 

ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございましたm(_ _)m


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ヒコーキ版・今年の重大ニュース 結果発表 [├雑談]

先日実施しましたアンケートの結果発表です。

たくさんの方にご参加いただきまして、ありがとうございました m(_ _)m

では早速。

注:オイラの投票も含めさせて頂いています。

 

1位:ハドソン川の奇跡 473point

(コメント欄より:以下同様)
やはり安全はすべてに優先します。(おろ・おろしさん)
これは私に勇気をくれました(picaさん)
事故は絶対にあってはならないけれど、あれは感動的でした。(赤と青さん)
すごく感動したのと全てのパイロットの人があれだけの判
断力と技術持っていてほしいなって(sakさん)
よくぞ川に降りたものだと思いましたよ。緊急マニュアルではなるべく陸に降りろ、決して海や川に入るなとあるんです。(旧海軍のマニュアルですが・・)(ジョルノ飛曹長さん)
このニュース、あとからドキュメントも放送されましたが今年一番のニュースだと思いました。(masaさん)

感動でした!(まめ助の母さん)
やはり人命にかかかわる事ですし、今まで成功したグライダー滑空状態での不時着成功例はどれも燃料枯渇(または巡航中)による物だったと思うので低高度・燃料満載状態の今回のケースは本当にパイロットの技術・決断力ともに高いものだったと思います。(北宇のピューマさん)
1番はやっぱりハドソン川ですね。(hiro78さん)
パイロットの腕に敬意を表してと、FODは僕も記事に使わせてもらったので。(コストさん)
知っている場所に不時着ってことでリアルでした。(いっぷくさん)

得票数:21。2位に100ポイント以上の差をつけて堂々の1位でした。今回投票に参加して頂いたのは26人なのですが、21人がこれを選び、15人が1位に投票しました。一歩間違えば大惨事だっただけに、また場所が場所だけに大事故になっていれば特にアメリカ人にとってはあの悪夢が蘇っていたことでしょう。「感動した!!」、「キャプテングッジョブ!!」というコメントが多かったです。何かと厳しいご時世、嫌なニュースが多いだけに、やっぱりこういう明るい話題を求めているわけですよ。

 

2位:JAL経営破綻問題/福島空港から撤退 371point

頑張ってほしい気持ちと、いい加減にしろよという気持ちと拮抗してます。(おろ・おろしさん)
印象深いのは、やはりJAL関連の話題ですかね~。特に経営問題は一般人にも印象が強いです^^(御心さん)
JALの利用者としてはとても気になる問題。友達のお父さまが関係者で心配ということもあって。(picaさん)
JALは知り合いも多いので心配です。 (miffyさん)
今年生まれて初めて株買って...ANAさんとJALさん買ったとたんに思い切り落ちちゃったから(/_;)(sakさん)
JALの事件はJALだけの問題ではなく官僚や政治家たちが絡んでいるので今後も注目ですねー。 (ジョルノ飛曹長さん)
行してまで手に入れたJGCが今後どうなるかは、個人的には切実な問題です。デルタ、アメリカンによるJAL争奪戦も、今後どうなることでしょう。 (basashiさん)
私普段JAL使っているので…どうなっちゃうのかな?(まめ助の母さん)
これからどうなってしまうのか、気になります。状況によっては、来年の重大ニュースにも入っちゃうかもしれませんね。 (Takashiさん)
JALは航空産業というより、航路や税金投入あど社会的問題になってるので。(コストさん)
JALの後回しにし続けた問題のつけがいよいよ来たかと。(いっぷくさん)

得票数:17。年の後半になって連日マスコミを賑わせたJAL問題。1位に100ポイント近く水をあけられましたが、それでも3位以下を大きく引き離し、関心の高さを伺わせます。「よく利用する」、「知り合いがいる」等々、我々に密接する問題であることを示すコメントが目立ちました。上位2つで総ポイント数の60%を占めており、「今年の重大ニュースのツートップ」と申し上げてよいでしょう。 「ハドソン川の奇跡」を1位に、そしてこちらを2位に。という方が多かったです。

 

3:JALクラシックジャンボ引退 113point

古き良き時代の象徴かも。(おろ・おろしさん)
747は大好きな飛行機...一番最初に乗った飛行機だから引退は寂しいです (sakさん)
15.6年前に初めて乗った機体が-200だったので、私にとっても思い出深い飛行機でした。(北宇のピューマさん)

得票数:8。一般的には非常にマイナーなネタなので正直項目に含めようかどうしようか迷ったのですが、(このブログらしいかしらん)ということで入れてみ ました。(でもまぁ、コレに投票する人はいないだろうなぁ)なんて思っていたのですが、フタを開けてみたら結果はなんと3位!! ブログやってて、こういう想定外の反応が楽しいです^^
クラシックジャンボの登場でヒコーキの存在は一気に身近になりました。今の世代にとって、クラッシックジャンボが原体験、原風景として無意識のうちに刷り込 まれている方って、すごく多いんじゃないでしょうか。やはり他の項目をおさえて堂々の3位というのは当然の結果といえるでしょう(え)。クラシックジャ ンボ引退。本当にお疲れ様でした。m(_ _)m 

 

4:静岡空港開港/フジドリームエアラインズ運航開始 108point

この冬の時代に開港したことがいろんな意味でスゴイ。(picaさん)
丁度今の住家の近所だった事もあり(おかげで開港前のフライトチェックも見に行けました^o^V )。(北宇のピューマさん)
松本空港絡みでFDAです!!(hiro78さん)
静岡好きなのと、FDAはJAL撤退後の松本空港に参入したのでいれました。(コストさん)

得票数:7。茨城空港は来年開港ということでこのアンケートには含めませんでしたが、今後は「静岡空港と翌年開港した茨城空港」として比較される機会が増えるでしょうね。厳しい逆風の中での開港ですが、「工夫次第でこんなことができるのだ」という空港の可能性を見せて欲しいです。

 

5:B787 開発延期続く/初飛行 93point

さすがドリームライナー。(おろ・おろしさん)
787は、本当に豚の方が先に飛びそうですね^^; (me-coさん)

得票数:5。まさか10日ほど後にあっさり飛んでしまうとは、この記事をアップした時には想像できませんでした。それだけ土壇場での遅延を繰り返してきたということですが・・・。初号機の初飛行から6日後には2号機も飛びましたね。お披露目から初飛行までは長い道のりでしたが、来年の今頃計画通りANAが量産初号機を受領していることを願います。

 

6:モヒカンジェット復刻 66point

コレのマネして鶴丸も期間限定で復活しそうですね。(まささん)
モヒカンジェットはぜひ生で見てみたいですね。 (OILMANさん)

得票数:5。窓のところに帯のある鶴丸とかレインボーセブンも是非復活してください。おねがいしますおねがいします。

 

7:MRJ 初の海外受注 62point 

産みの苦しみというやつだと思います。>MRJ 実物が出てくれば「買ってもいいよ」という会社が現れることを願っています。
だってメイドインジャパンっすよ?!(tooshibaさん)

得票数:5。5人の方が票を投じました。こんなに票が集まるとはこれまたオイラにとっては意外な結果です。手強いライバル機に負けず、世界中で飛び回るヒコーキになって欲しいものです。

 

8:サンダーバーズ来日 37point

このためにこの1年があったのではと思うくらいです。三沢だけの参戦でしたが行く前から「天気どうだろう?」「本当に飛ぶだろうか?」とか考えてみたり、実際に見た飛行もすばらしいもので、15年ぶりだっただけにいろんな意味で感動しました。その後も思い立って小松に行ったみたり・・・ 自分的にはこコチラの方と思っていますが、なんかマ○ア的な1年でした。(うめさん)

得票数:3。コチラはもっと上位にいくかと思ってました。一部の方々にとっては今年最大のイベントといっても過言ではなかったバーズ来日。今回は無事に日本各地で飛び回ってくれました。

 

9:国内航空業界でも環境対策進む 17point

環境にやさしいと言いながら、たくさん乗せて飛ばせば環境にいいはずないわけで常に経営問題との矛盾を抱えます。 (いっぷくさん)

得票数:2。羽田空港は都内諸施設の中でも二酸化炭素排出量が屈指の多さなのだそうです。環境問題では劣等生としてしばしば引き合いに出されるヒコーキ。ちょっとずつでも改善していって欲しいです。

 

10:地方コミューター冬の時代 16point

得票数:1。コレに投票したのはオイラのみでした。^^; 沖縄ではこのところ、大手航空会社撤退→コミューター会社参入/路線継続→撤退→路線消滅 という嫌なパターンが続いています。

 

11:地方空港冬の時代 13point

得票数:2。今年北海道で空港の休止/廃止がありました。厳しい状況が南北で顕著に表れた格好です。

 

12:成田B滑走路、2,500mに延長、供用開始 10point

得票数:1。 コレもオイラのみ投票でした。この滑走路延長によって来年の発着枠拡大、そして成田の在り方が大きく変わる可能性があるわけで、反対派との長年の歴史も考えると地味ですがこれはこれで大きな出来事の1つだと個人的には思ってます。

 

13:新管制方式、RNAV導入 8point

得票数:1。コレもオイラのみ。管制方式、アメリカが有している空域など、まだまだ改善の余地はたくさんあるはず。飛行時間の短縮、安全な飛行、燃料節約につながりますので、今後もどんどん改革を進めていって欲しいです。そしてチケット代が少しでも安くなるといいなぁ。

 

その他ご感想など:

個人的には、ANAスーパーフライヤーズカードに入会した、というのもBIGなニュースでした。(takechanさん)
コンチネンタル航空がスタアラグループに異動したこととノースウエストがデルタに吸収されたこと。 (おろ・おろしさん)
地方からの撤退やら、海外発注やら… 国内の不況を、ヒシヒシ感じますね^^;(koumeさん)
今年の飛行記録を見ると国際線に5回搭乗しているのもびっくりです。うち1回はサンダーバーズの追っかけでバンコクですが。
バブルの頃以来の飛び方をしていました。(うめさん)
中部~石垣直行便が就航されたってのが2番目だと個人的に思っています。 (masaさん)
羽田空港の新しい滑走路建設なんかも・・・ (セバスちゃんさん)
とりちゃんのSF本社訪問ですニャ。(ピンさん)
横田の基地公開で初めてラプターを見れた事も重大ニュースでした。(北宇のピューマさん)
個人的ニュースとしましてはコレ↓  ttp://www.hasegawa-model.co.jp/J-index.htm 近"痛"がブームなんですが、これはちとばかし^^;・・・でも、F22がF15はおふざけで作ってみたいんすよね。ちなみに、アイマスにはキョーミございませんので絶対に誤解の無いように!!(まささん)
14番目に「しずまぬ太陽」の映画公開。原作者の山崎豊子先生がその出来栄えに満足されていると良いなと思います。15番目に「ANA株主向けのカレンダー、赤字決算の今年も配布」とかね。ニヤリ (tooshibaさん)
JALのことはorzなので俎上にするのもイヤ!(me-coさん)

 

 

以上の結果となりました。

ご参加いただいた皆様、どうもありがとうございました m(_ _)m


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B787・5 初飛行までの経緯 [├雑談]

関連記事
B787・1 開発開始までの迷走
    
B787・2 開発開始~ロールアウトまで 
     
B787・3 ロールアウト以降のつまずき
     
B787・4 概要
     
B787・6 デリバリー開始までの経緯  


2009年3月
19日 テストフライト用6号機(ZA006)最終組み立て開始。
テストフライト用の機体としてはこれが最後。
受注数:878

2009年4月
静止試験用機体(ZY997)を使用し、実際の運航時に予想される最大の負荷重量(翼/約2.5G)を加えるなどの最終テストを完了。
1号機(ZA0001)を使用して、製造実証テスト、構造・システムの統合実証テスト、着陸装置の稼働テスト、工場ガントレットテストなどを実施。
チーフパイロットによるフライト・コントロール、ハードウェア、ソフトウェアのテスト。

2009年5月
3日 機体をフライト・ラインに移動、一両日中に燃料テストを開始。
21日 試験機に搭載したエンジンを初起動。
今回の電気による航空機搭載エンジンの起動は民間航空機史上初。
エンジンは約40分間にわたって稼働、全システムに予定通りパワーが供給された。
(ブログ内787エンジン関連記事)
受注数:886

2009年6月
8日 1号機(ZA0001)の中間ガントレット テスト完了。
通常のフライトからフライト中に1つ、または複数のシステムがダウンするなどのシナリオを数種類設定し、パワーやアビオニクス、フライト・コントロールなどのあらゆるシステムを実際のフライト時と同様に操作するシミュレーションを実施。
また、約1週間分の航空機の運航状況に合わせた各種テスト、ならびに個別に条件を設定した数百種類のテストを実施。
15日 2号機(ZA002)、フライトラインに移動、燃料テストを開始。
この2号機にはローンチカスタマーであるANAの機体塗装を施している。
16日 パリ・エアショーにてボーイングの民間航空機部門の航空機プログラム担当バイス・プレジデントは、「787型機の開発は順調に進んでおり、第2四半期中にファーストフライトする」と発表。
この パリ・エアショーでボーイングの受注ゼロ。
17日 ANA
向け787型機初号機(ZA007)の最終組立てを開始、両社代表による鏡割り。
初号機のデリバリーは2010年の第4四半期を予定。
23日 機体側部(主翼と胴体の結合部分)の補強のため、ファーストフライトを延期すると発表。
チタニウムのファスナーが曲げ荷重を正常に伝えられなかったため、胴体内部に歪みや乖離が生じた。
実はこの不具合は強度試験により5月に発覚していたが、事前分析では予定通り今月中のフライトテスト開始可能としていた。
しかしその後のテストやフライトテストのプラン修正の可能性を考慮した結果、効率的なフライトテストの実施には延期が最善であるとの結論に至ったという。
初飛行は延期されるが、引き続き第1号機(ZA0001)を使用して最終ガントレットと低速地上走行テストを実行、この補強作業は他の5機(ZA0002~ZA006)のテストフライト機とその後に製造する機体にも実施する。
受注数:865

2009年7月
1日 ANA、787を5機追加発注。合計55機に。
7日 米ヴォート社の787型機部位製造施設を買収
ヴォート社の社長兼CEOは、「ボーイングとともに787型機プログラムにおけるテクノロジーや市場の重要に応えていることを誇りに思っています。が、このプログラムにおける財務負担は増加しており、当社規模の企業でサポートできる範囲を超えています。今後も部位の製造などで787型機プログラムに参画し続けるのは喜ばしいことで、このチャールストンを世界クラスの複合材施設とするような技術力を提供し続けます」と述べる。

2009年8月
27日 新スケジュール発表。
ファーストフライトは2009年末までに、初号機のデリバリーは2010年第4四半期を予定。
月産10機体制に入るのは2013年後半を計画。
同時にスケジュールと他の最新状況において、787型機プログラムは損失航空機プログラムではないことを算出していることも発表。
機体側部補強の初期テストは既に完了しており、接続部の構造を完全化するデザインも最終段階。
問題が明らかとなった静止テストは再度繰り返し、ファーストフライトを実施する前に完全分析が行われる。
テスト機の初号機(ZA0001)静止テスト機(ZY997)は、改良の実施に向けて準備が完了しており、作業は2~3週間以内に開始される予定。

2009年10月
28日 最終組み立て第2ラインの設置を、サウスカロライナ州ノースチャールストンに決定。
これは787型機の製造レート増加計画を実行するための措置。同施設では、最終組み立てに加え、787型機のテストやデリバリーも行う。
チャールストン施設では、現在787型機の胴体後部の組み立て、システムの取り付けを行っており、ボーイングが50%出資するグローバル・エアロノーティカは、他の機体製造パートナーによって製造された胴体部位の接合を担当している。
同時に、ワシントン州シアトルが民間航空機部門の本部はであることに変わりはないことも伝えている。

787のライバル機であるA350XWBは2013年就航予定。
現在の計画では787より約3年遅れての登場となるが、787が史上最速のペースで受注数を増やす一方で相次ぐ遅延を繰り返したため、
「今からどちらに注文しても納期は同じ」という状態が続いているらしい。
そのためもあってか、A350XWBは最新の数字で493機という787に迫る大量の受注を得ている。
相次ぐ製造遅延による賠償額も巨額に上っていることもあり、787を「より早く、より多く」製造することに全力を注ぐかまえ。
受注数:840

2009年11月
12日 フライトテスト用1号機(ZA001)の機体側部の補強を完了。
補強作業は、主翼と胴体の結合部分34か所の縦通材に新しい器具を取り付けるというもの。
静止テスト用機体(ZY997)フライトテスト用2号機(ZA002)の補強も数日中に完了する予定。
20日 ボーイング・チャールストン施設にて787型ドリームライナーの第2最終組み立てラインの起工式。
30日 機体側部の補強状態を確認する静止テストを完了。
12月に予定されているファーストフライトには当テストの成功が必須であることから、ボーイングでは約10日間でテストの最終分析結果を出す予定。

2009年12月
10日 11月30日に実施した機体側部の補強状態を確認する静止テストの最終分析を完了。
フライトテスト用初号機(ZA001)での最終ガントレットテストも完了。
12日 ファーストフライトに向けた最後の機能テストである、高速地上走行テストを完了。
走行テストを担当したパイロットからは、「非常に良好」との結果報告。
今回の走行テストでは、最高速を約130ノット(時速240km)まで上げた他、前脚を地上から引き上げるテストも実施した。
日本時間12月16日(水)午前3時にファーストフライトを行うと発表。
15日 初号機(ZA001)テストフライト実施。
10:27 ペインフィールドを離陸。 13:35 ボーイングフィールドに着陸。
年内に2号機(ZA002)もフライト予定。
無事に初飛行を終えたことで、今後はテストの動向と、納入日に関心が集まることになる。
受注数:840

 

今後の予定
6機のテスト機を使用してフライトテスト実施
形式認定取得
2010年第4四半期(10~12月)に量産初号機(ZA007)をANAに納入

この記事の資料:
ボーイングプレスリリース   
航空の現代  


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787ファーストフライト [├雑談]

やっと飛びましたね^^

2号機も年内に初飛行する予定で、全部で6機の試験飛行機によるテストが行われ、

来年末にANAに量産初号機がデリバリーされる計画です。

 

初飛行の動画見て、鳥肌立っちゃいましたよ。

こんな大ニュース、しかも久々の明るい話題なので、当然ニュースで報じられるだろうと思っていたのですが、

(オイラの見た限りでは)朝も昼もまっっったく扱ってせんでした。

うぅ、オイラは一般人だと思ってたのに。

このギャップは一体…


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787ファーストフライト スケジュール発表 [├雑談]

ボーイングから787ファーストフライトのスケジュールが発表されました。

日本時間12月16日(水)午前3:00 だそうです(T氏監修)。


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ヒコーキ版・来年の重大ニュース(アンケートのお願い) [├雑談]

えー、またまたアンケートのお願いです^^

今度は来年ヒコーキ界で起る主な出来事を並べてみました。

今年版の記事と同じ要領で番号を記入していただけると嬉しいです。



1:羽田新管制塔 供用開始
1月12日、116mで世界で3番目の高さとなる羽田の新管制塔が運用を開始します。

 

2:B747-8フレイター 初飛行
B747-8フレイター、2010年初頭のファーストフライトを予定しています。

 

3:茨城空港開港
開港日が正式に3月11日と決定された茨城空港。
確定している定期便は現在のところアシアナ航空のソウル1日1往復のみ。
今後どうなるでしょうか。

 

4:成田 発着枠拡大
3月28日以降、発着枠が年間2万回増え、中東地域などへの直行便が初めて実現するほか、
既存路線の大幅な増便も予定されています。 

 

5:羽田 大増強
10月、羽田は大きく変わります。モノレール、京急直結の新国際線ターミナル、新たに登場するD滑走路、、第二ターミナル増築、P4立体化などなど。
そして年間の発着能力は現在の29.6万回から1.4倍の40.7万回へと段階的に引き上げられます。
大幅に拡大する発着枠をどう振り分けるのかにも注目です。

 

6:成田新高速鉄道2010年度開業
最高時速160kmの新型車両で日暮里-成田間をわずか36分で結びます。
車両デザインもカッコイイです。

 

7:JAL問題
JALは2011年度までにグループ全従業員の14%に相当する6,800人の削減、国内外50路線の削減、国内7空港からの撤退を表明しています。
「撤退」として挙げられた空港は、奥尻、丘珠、松本、静岡、神戸、広島西、粟国(撤退済)。
JAL路線のみの空港にとっては存亡の危機であり、地元の反対運動、OBとの年金問題、政府の関与等、今年も激しい攻防が繰り広げられそうです。

 

8:B787 第四四半期デリバリー
ボーイングは2009年8月のニュースリリースで787のANAへの納入時期について、10~12月と発表しています。
果たして予定通りいくでしょうか???

 

9:HondoJet 形式認定取得
2012年引き渡しを目指し、既に米国で100機以上の受注を得ているHondaJet、2010年形式認定取得の予定です。

 

以上9項目です(これだけしか調べられなかった)。

宜しくお願い致します~m(_ _)m


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ヒコーキ版・今年の重大ニュース(アンケートのお願い) [├雑談]

早いもので今年も残り僅かとなりましたね。

ということで(?)、「ヒコーキ版・今年の重大ニュース」のアンケートを実施させていただきます。

オイラが個人的に「今年ヒコーキ的にすごかった」と思ったものを並べてみました。

「確かにすごかった!」と思うものを選んでコメント欄に記入して頂けると嬉しいです。

結果をポイントランキング形式にして、年末の締めの記事にしたいと思います。

アチラの方も、コチラの方も、ご協力宜しくお願い申し上げますm(_ _)m

 

・参加方法

選ぶのは1つでも全部でも、何個でも構いません。

複数の場合、「最もすごい」ものをトップに、以下すごい順に並べてください。
(順位をポイント化してランキングにするため)

よろしければ、選んだ理由、ご感想なども是非。

「これも項目に加えるべきだ」というものがありましたら、是非ご記入くださいませ。

それでは早速選んで頂く項目です↓


 

1:ハドソン川の奇跡
1月15日 USエアウェイズのエアバスA320がハドソン川に不時着しました。
経験豊富な機長の冷静な判断により、乗員乗客155人全員が生還。
後に米運輸安全委員会が「航空史上最も見事な着水の1つ」とコメントしました。 

 

2:国内航空業界でも環境対策進む
1月30日、JAL B747-300を使用してバイオ燃料を使用した飛行実験が実施されました。
また、環境に優しい循環型空港、「エコエアポート」構想が全国に広がりました。

 

3:JAL経営破綻問題/福島空港から撤退
1月31日、厳しい経営状況のJALが福島空港から撤退してしまいました。
ターミナル内からはJALの文字が消え、同時に撤退するテナントも。。。
9月にはデルタ、アメリカンによる支援話も飛び出しました。未だ出口の見えないJAL、今後どうなるのでしょう。

 

4:地方空港冬の時代
4月、礼文空港が休止、そして9月には弟子屈飛行場廃止。
特に弟子屈は、「国、自治体が管理する空港」としては初の廃止で、「地方空港の将来を象徴するようだ」と見る向きも。

 

5:B787 開発延期続く/初飛行
6月初飛行の予定がまたしても延期した787。「今年中に飛ぶ」とアナウンスしていますが・・・

 

6:静岡空港開港/フジドリームエアラインズ運航開始
6月4日、「国内最後の新規空港」とされる静岡空港が開港、
地元航空会社であるフジドリームエアラインズも7月から運航を開始しました。 

 

7:新管制方式、RNAV導入
7月2日、運航方式に昼間の時間帯にもRNAVを導入。
羽田、成田から関西への飛行経路、時間(5分)が短縮されました。

 

8:JALクラシックジャンボ引退
日本国内の空から3人乗務のヒコーキが今年の夏、ついに消えてしまいました。
7月4日、記念に実施されたマ〇アの聖地、下地島ツアーは発売から数時間で定員の400人に達し、完売^^;

 

9:MRJ 初の海外受注
10月2日、それまでANAから25機受注にとどまっていたMRJが米トランス・ステート航空から100機を超える大量受注を獲得。
MRJ(三菱リージョナルジェット)は、三菱重工業が2012年の初飛行を目指して開発中の国産初のジェット旅客機です。

 

10:サンダーバーズ来日
10月に千歳、浜松、三沢で飛行展示を実施。15年ぶりに日本の空で妙技を披露しました。

 

11:成田B滑走路、2,500mに延長、供用開始
10月22日、予定を5か月前倒しで供用開始。就航機材の制約が撤廃されました。
来年には発着枠拡大を予定しています。

 

12:地方コミューター冬の時代
11月11日、エアードルフィンが破産したことが明らかになりました。
大手、エアトランセが撤退する中、沖縄のコミューター路線を担い、新潟~佐渡路線参入を表明するなど、厳しい状況で奮闘してきたエアードルフィンでしたが、今年初めの親会社の破産により運航を停止、ついにエアードルフィン自体も破産してしまいました。
また何かと話題のエアトランセでしたが、定期路線、チャーター事業から完全に撤退。現在は「航空機レンタル会社」となっています。

 

13:モヒカンジェット復刻
12月1日、ANA創立記念日から、1970~80年代に使用されたあのデザインが帰ってきます。
モヒカンデザインのB767-300が羽田~宮崎/鹿児島線に投入されます。


 

以上13項目です。

「これだっ!」と思うものを漢らしく1つだけ選ぶもよし。

「重大だ」と思う順に、638 とか、 83952  みたいに好きなだけ並べるもよし。

全部でもよし。

 

ポイント加算はこんな感じで。

01位:25point
02位:20point
03位:16point
04位:12point
05位:10point
06位:8point
07位:7point
08位:6point
09位:5point
10位:4point
11位:3point
12位:2point
13位:1point

どうぞ宜しくお願い致します~m(_ _)m


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それがマニア・2 [├雑談]

今日はヒコーキ版自己診断をしてみましょう。

よろしければお付き合いくださいませ。



「これは自分に当てはまる」もしくは、「非常に共感できる/機会があれば是非やってみたい」

というものがいくつあるか数えてみてください。
<日本自己診断協会理事・精神科医 埜原源次郎監修(嘘)>

 

全般
○ィズニーランド級のヒコーキのテーマパークがないという現状は理解できない
「ですかい」シリーズ、コンビニで売ってたら絶対買うのに
「機内食フェアー」がないのはファミレス・マーケティング部の怠慢だ
新谷かおる、カトカンは必読書。バイブルである
フォネティックコードは小学校学習指導要領に組み込んで当然だと思う
マスコミの「ヘリコプターのプロペラ」等のいい加減な表現には罰則を設けるべきだ

自動車編
首都高湾岸線を走っていると落ち着かない(ヒコーキ的な意味で・以下同様)
左手はセレクトレバーに添えたままなのが基本姿勢である
坂道にさしかかると、ついハンドルを押したり引いたりしてしまう
並走する車とピッタリ速度を合わせ、寄せていってしまう
目上の人に左席を譲るのは最低限の礼儀である
運転中は脳内管制官と交信したり架空の乗客にアナウンスしたり、常に何かしゃべっている


空港編
修学旅行/出張におけるメインイベントは当然移動である
主要空港のレターコード? その位知ってるのがたしなみってもんでしょ?
使用滑走路、出発経路を確認してしまう己の律儀さにちょっと照れる
いつでも操縦を代われるよう、常に心の準備をしている
窓席で居眠り/ゲームに興じている乗客が許せない
コールサインはもう決めてある
今にみておれ! いずれ世界は日本の航空界の下にひざまずくことになるのだ

家族、友人関係
ファーストクラスのシートを自室に置きたい/置いてある
ヒコーキもののソフトを50本以上持っている
友人家族のヒコーキに対する無関心さはまったくもって腹立たしい
FS用に購入したジョイスティックを家族に見られた。後悔はしていない
みんなドイツの偉大さを分かっていない。ドイツはもっと評価されるべきだ
なぜヒコーキの話を始めると目を伏せるのか
「訳は聞かずに自分のことを"シン"/"セイラ"と呼んでくれ!」と迫ったことがある
私は孤高なのだ。断じて言うが、浮いているのでは決してナイ!

 

(~これで終りです。お疲れ様でした~)


 

さて、YESの数はいくつでしたでしょうか。

0~2個:
恐らくほとんどの設問で「意味が分からない/分かりたくもない」と、嫌悪感すらお感じになったハズ。
おめでとうございます、貴方は健全な良識人です。
貴方は誰とでもうまく合わせて仲良くやっていけるタイプ。集団の平和を醸し出す貴重な存在です。
周囲には、(貴方の姿を見るだけでホッと安心できる)と感じている人がたくさんいます。
これからもそのままの貴方でいてください。
しかし、本当に正直にお答えになったでしょうか。先読みして自分の本心を隠していないでしょうか。
自分の胸に手を当てて今一度考えてみてください。

3~9個:
設問のニュアンスはほぼ理解しておられますね。
今の貴方はアブナイ世界に片足を踏み入れた状態です。
貴方は切り替えの上手な方です。
リーダーを任されると、グループの1人1人の個性や気持ちを考えて上手に引っ張れるタイプ。
「あの人のためなら」とみんなが喜んで協力するという意味では理想のリーダーと言えるでしょう。
しかし油断は禁物です。 片足を踏み入れた貴方は周囲を和ませるお茶目さんな一面も持っています。
過去のヒコーキがらみの失態を思い出し、「ぐおおおぉぉ!!」と悶絶したことも1度や2度ではないハズ。
しかし、「失態」、「恥ずかしい」と認知しておられるというのはとても大切なことなのです。
YESの数が1つ増えるごとに社会適合性が失われていく恐れがあります。
引き返すなら今のうちです。ご注意を。

10~20個:
ご愁傷様です。既に完全にアチラ側の住民です^^;
貴方は非常に頭の良い方です。
会議等の話し合いの場で論議が袋小路に入り込んだ時、貴方の発言が突破口となることが何度もあるはずです。
問題が発生し、解決の糸口がつかめずに全員が途方に暮れている時、まったく異なる観点から的確なアドバイスができるタイプ。
反面、完全にアチラ側の住民であるため、日常生活、対人関係でもうっかりするとイロイロ支障が出てきます。要注意です。
「いつも自分らしく正直に」。という貴方の生き方はとてもステキだと思いますが、
そのリスクについて、また「仲間との共生」という言葉の意味について、
時に立ち止まってゆっくり考えてみるのも良いかもしれません。

20個以上:
貴方は歴史を変えるタイプです。
世が世なら、貴方は革命家として名を残していたことでしょう。
ところで、
「神は多様性の創始者である」(Generator Of Diversity) という格言をご存じでしょうか。
人は皆様々な個性を持っています。そして皆「宇宙船地球号」の乗組員。家族なのです。
これだけ言えばいわんとすることはわかるはずです。


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沈まぬ太陽 [├雑談]

原作読破はしてなかったのですが、限られた時間内で非常によくまとめられていると思いました。

上映時間は3時間22分! 途中10分間の休憩をはさみます。

オイラは別にヒコーキ〇ニアではないのですが、本当にあっという間で長いとは感じませんでした。

 

架空の航空会社内部の黒い部分に焦点があてられていて、

どうしたってJALを強く意識してしまいます。

JALは「こんなことは現実にはあり得ない」、「風評被害」だと訴えています。

時期的には「泣きっ面に蜂」の思いかもしれませんが、

勧善懲悪、安全向上に真摯に取り組む主人公以外の社員の場面もありました。

見終わった後、別にJALが嫌いになったりもしませんでした。

 

あの事故はJALという会社が存在する限りついて回る事実。

危機に瀕しているにもかかわらず、自力で問題解決できずに今まできてしまったことも事実。

政府管理下、今度こそ問題が徹底的に改善され、

いつまでも安心して乗っていられる、そんな航空会社に生まれ変わって欲しいと心より願います。

一JALファンより。


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それがマニア・1 [├雑談]

■空港編
空港とヒコーキは手段なのが一般人
空港とヒコーキこそ目的なのがマニア

小型機を見て「セスナ」と言うのは一般人
「セスナはメーカー名。アレは…」と語りだすのがマニア

大型機を見て「ジャンボ」と言うのは一般人
(たっ、確かにジャンボは747の正式名称ではない。だがしかし…)と葛藤するのがマニア

メートル/グラムに換算するのが一般人
フィート/ポンドのままのがしっくりくるのがマニア

「騒音」で迷惑なのが一般人
「エンジンサウンド」にうっとり目をつぶり、機種判別を始めるのがマニア

「なんか赤いヒコーキに乗ったよ」で済んでしまうのが一般人
便名、スポットナンバー、レジナンバー、シート番号をログブックに記録しているのがマニア

千葉に行くと浦安に行きたくなるのが一般人
そのまま東関道に乗ってしまいたくなるのがマニア
(幕張に行きたくなるのは別のマニア)

ブルーインパルスの飛行を見て普通に感動するのは一般人
「次は来月の○○基地ですね」が普通の挨拶なのがマニア

空港で白いヘッドホンを付けているのは一般人(オシャレ)
黒いイヤホン付けて防人のように遠方を凝視しているのがマニア(コワイ)

展望デッキで友人家族と写メ撮ってるのは一般人
友人家族そっちのけで、おもむろに大砲取り出すのがマニア

オペラグラスは大袈裟だろうか、と迷うのは一般人
脚立持込に一点の迷いもないのがマニア



■対人関係
IHIと聞くとキッチンを連想し、社名を言われてもピンとこないのは一般人
IHIの知名度の低さに愕然とするのがマニア

BMWと聞いてフロントグリルを連想するのは一般人
エンブレムを連想して大戦当時にトリップしてしまうのがマニア

ロールス・ロイスと聞いて、庶民には一生縁がない。と感じるのは一般人
わりと親近感湧くのがマニア

オシャレな空港スイーツを買って来てみんなに喜ばれるのは一般人
世界の尾翼キーホルダーをお土産に配ってドン引かれるのがマニア

「〇〇さんは家康タイプだよね」などと例えに偉人や動物を持ってくるのは一般人
「その思想はエアバス的だよね」とか突然言い出し、周囲を硬直させるのがマニア

「オーライ! オーライ!」と分かり易い誘導をするのは一般人
無言のまま、真顔でマーシャラーのマネを始めてドライバーを困惑させてしまうのがマニア

”JA”を見ると農協を連想するのは一般人
反射的にいろんなレジナンバーが脳内を駆け巡るのがマニア

この記事を見てイマイチ意味がつかめないのは一般人
「ねーよw」なのがマニア

 

続編は2週間後☆


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室谷さん@会津塩川バルーンフェスティバル2009 [├雑談]

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悪天候の場合は室谷さんは翌日に持ち越しかも。

という恐れもあったのですが、お天気も回復して無事飛んできてくれました。

会場のアナウンスでは、「これから軽飛行機による演技飛行が行われます」と言ってました。

「軽飛行機」って…いや確かに軽飛行機ですけども^^;

カンクリさんご夫婦にSS教えてもらって、撮影開始。

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…写真からはまったくもって伝わりませんが、すごい迫力でした(汗)

近くで見ていたご家族、こういうのは初めてだったようで(と言ってもオイラも似たようなものですが)、

「ヒコーキに対するイメージが変わりました!!」とビックリしておられ、

カンクリさんご夫婦がいろいろ解説をしておられました。

 

カンクリさんご夫婦が席を外した時のそのご家族の会話。

「あのお母さんスゴイね」

「うん、スゴイね。趣味の域越えてるね」

「マニアだね」

 

 

(おしまい)


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九州へ行った話 [├雑談]

7月初旬、スターフライヤーの社長からメールをいただきました。

「(オイラのブログの)北九州空港の情報が若干古くなっているようなので、できれば再訪して更新してください」

ということで先週行ってきたのでした。

なぜ一介のヒコーキマ〇アに過ぎないオイラに航空会社の社長からメールが来るかといいますと、

以前ブログにコメントを頂いたのがご縁で自家用機に乗せて下さった方がおられ、

その方が今年6月の経営陣交代でスターフライヤーの新社長に就任したのでした。



九州にお邪魔する日程をお伝えしたところ、

自社便に安く乗れるよう取り計らって下さったり、レンタカーの手配までしていただきました。

そのレンタカーも、最初はA社で。ということだったのが、

「今B社でキャンペーンしていてお得だから」ということでB社で手配していただきました。

航空会社社長にレンタカーの手配をしてもらうオイラ…(o ̄∇ ̄o)

「北九州空港から小倉の本社まで、ナビだと高速に誘導されるけど、下道で十分だから」とか、

「本社近くのチャチャタウンで100円でも買い物すれば3時間まで無料だから」とか、

「空港の東横インは3,300円で夕食カレーも付いててお得」など、

何から何までお世話になったのでした。

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約束の時間になり、本社の入っているビルへ。

名刺交換したのですが、オイラはブログ用のオモチャ名刺しか持って来てませんでした…^^;

頂いた名刺は、日本語表記の面が白地、英語表記の面が黒地でした。

真っ先に「座席どの位埋まってた?」と尋ねられ、

「8割位だったと思います」と答えると、

「8割か…。いつもその位埋まっててくれればなぁ」と仰っていました。

取締役会議と決算発表の間の非常にお忙しい中、30分程いろいろお聞きすることができました。

スターフライヤーの1日は、北九州発羽田行きの5:30出発便で始まり、

羽田発北九州行き25:00到着の最終便で終わります。

どの航空会社より早く飛び始め、どの航空会社より遅くまで飛んでいるのだそうです。

現在保有している4機のA320で、羽田~関西8便、羽田~北九州22便を運航しており、

1機平均7.5便を担当。

更に深夜の時間帯にチャーター便の運航もしており、

徹底的に稼働効率を上げて収益性を高めているのだそうです。

将来的には保有機を8機まで増やす計画だそうです。

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「スターフライヤー」といえば、異色のボディーカラーが強烈な印象を与えますが、

「黒は熱を吸収する」ということで、機体カラーとしては不向きとされていました。

ところが実際に検証してみたところ、結果は「問題なし」と出たのだそうです。

スターフライヤーで使用しているのは全てブランニューの機体。

これは新興航空会社としては初のことなのだそうです。

また、垂直尾翼は左側が黒、右側が白。

左右非対称のカラーリングも珍しいですよね。



機内も白と黒で統一されており、高級感溢れ非常に上品なイメージです。

シートピッチはエコノミーとしては世界最大の36~37インチ(91~94センチ)で、余裕で足が組めます。

このため、A320の標準座席数は170なのですが、スターフライヤーでは144席となっています。

シートは本革張り、リクライニングの角度も非常に深くすることができ、ヘッドレスト、フットレスト付き。

非常に快適です。

 

座席は3-3の6アブレストになっており、センターシートが若干広くなっています。

また、「広々と座りたい」という乗客のために半額でもう1つ座席を買い取ることが可能。

更に、センターシートの背当て部分を前に倒すと、「カクテルテーブル」になります。

全席AC電源がついていて、パソコン作業、携帯の充電等自由に使用することができます。す、すごい!

全席パーソナルモニター付き。

オイラはずっとマップ画面にしてました。

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全席に装備されているパーソナルモニター。

画面の左右にはコートフック、ドリンクホルダーがついています。

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フットレスト(凸凹していて足裏マッサージ効果があるそうです)

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中央席の背もたれを前に倒すと出現する「カクテルテーブル」

(隣席の方の視線がイタくてこんな写真になってしまいました)(;´Д⊂) 

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搭乗の際、入口のところでイヤホンを手渡されます。

8chがすごく雰囲気が良くて、往復ともずっとこれを聞いてました。

帰ってから調べたら、岩代太郎氏がスターフライヤーの為に書き下ろしたオリジナル曲「STAR ON THE HORIZON」 でした。

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カマンベールチーズとオニオンのスープ

コクがあって美味しかったです

ドリンクサービスも力を入れており、11月限定復活のコーンポタージュは非常に好評だったのだそうです。

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タリーズコーヒー(オリジナルブレンド)。

ビターな大人のチョコ カレ・ド・ショコラ(森永製)付き。

スターフライヤーの羽田便の平均搭乗率は74%で、これは競合他社をかなり上回っているのだそうです。

設備、快適性でこれだけの差別化をしてますから、これは当然の結果と言えるでしょう。

ところが社長曰く、「一人勝ちはあまり好ましい状態ではない」のだそうで、

全体として盛り上がっていくのが良いのだそうです。

ANAとの結びつきが強いイメージのあるスターフライヤーですが、

「新興航空会社でこれほど独立している航空会社はない」のだそうで、

実際、社員は元JAL,JASの出身者が多く、航空会社の出身でないのは総務と社長位なのだそうです。



オイラが最も気になっていた、社長就任のいきさつについてもお聞きすることができました。

スターフライヤー経営陣交代が決定された今年3月の時点で、

ご自身としては新たに何かをするつもりはまったくなかったのだそうです。

スターフライヤーから「非常勤の取締になって欲しい」と要請があったのですが、

まったくその気はなく、断りました。

また、新社長を誰か推薦して欲しいという依頼があり、

「地元の人間がよいだろう」ということで、3人推薦(後に更にもう1人)したのですが、

この話はまとまりませんでした。

新経営陣発表は6月の株主総会で行うことになっているというのに、まったく決まらないまま時間だけが過ぎていき、

今度は「非常勤ではなく、常勤の取締になって欲しい」という要請がありましたが、

東京生まれ東京育ちの社長に九州に移る気はまったくなく、これも断ったのだそうです。

その後今度は社長就任の要請がありました。

5月の連休が明けているのに人事が決まらないという状況で、

「それではひとまず私が」ということで引き受けたのだそうです。



「東京のファンド会社の人間が社長になる」ということで、地元紙には、

「乗っ取られる」とか、「本社を東京に持って行かれる」などと書かれたのですが、

社長就任の経緯から明らかな通り、これらはまったくのデタラメ。

社長就任時、不明な契約が幾つもあり、「本当に必要な契約なら向こうから言ってくるだろう」

と考えて、「経費削減」名目ですべて切ったところ、言ってきたのは1社のみ。

これで数千万も浮いたのだそうです。

その後経営は徐々に改善していき、2002年の会社設立以来、初めて4億の黒字を計上できたのだそうです。

「社長就任からほんの僅かで黒字化するなんて凄いですね」と言ったのですが、

「いやいや、前の人たちの苦労の上に成り立ったいるのだから」と仰っていました。



オイラが社長の自家用機に乗せて頂いたのは数年前のことで、その後何度もお誘い頂いていたのですが、

友人ご家族とビックリするほどの頻度でアチコチ飛び回っておられてました。

てっきり社長就任後はもう自ら操縦桿を握る暇はないのだろうと思っていたのですが、

「この前飛行機を持って来て、友人と九州を一周した」のだそうです。

九州の主要空港にはそれぞれ15~20分程度のフライトで着けるのだそうで、

「熊本で友人とお茶飲んで来た」のだとか。

相変わらずスゴイです(@Д@)

最後に「写真を撮らせてください」とお願いしたら、わざわざ別室から自社機モデルを持って来て下さいました。

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Σ(゚Д゚;) つい、いつものクセでヒコーキにピントが! やり直し!

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スターフライヤー 代表取締役社長 米原愼一氏

 

社長就任からまだ4か月足らずなのですが、会話の端々に会社に対する愛着が感じられました。

(こんなにヒコーキ大好きな航空会社の社長って他におられるのだろうか)などと考えながら本社を後にしました。


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北方領土の飛行場 [├雑談]

千島列島には戦時中、旧日本軍がたくさんの飛行場を建設しました。

北海道つながりということで、特に北方領土の飛行場を載せてみました。


「天寧航空基地」

択捉島中央部東岸に位置する単冠湾に陸軍が建設した飛行場。

画面右上にコの字が並んでますが、無蓋掩体でしょうか。 

現在は「ブレベストニク空港/空軍基地」となっています。

2007年の情報では、新千歳にも就航しているサハリン航空がここに定期便を飛ばしていたようなのですが、

サハリン航空のサイトを確認したところ、現在の路線図にここは含まれていませんでした。

行ってみたいのですが、ロシアの国内線で北方領土に行くというのもなんだかなぁ…

 

上の画面 → の方向にもう1つ溶けかかった滑走路が隣接してます。

よろしければ拡大かスクロールして見てみてください。

こちらは旧海軍の天寧航空基地跡だそうです。

陸軍と海軍が仲良く?滑走路を並べていたのですね。

どういういきさつだったのでしょうか。

因みにここ単冠湾は、真珠湾攻撃前に帝国海軍機動部隊が最終集結した場所でもあります。

択捉島の飛行場跡を更に2つ。

 
 
上の2つは、旧海軍の「留茶別第一~三飛行場」のいずれかだと思うのですが、よくわかりません。

「メンデレーエフ空港」

こちらは旧日本軍が建設したものではなく、後からロシア側が建設した空港のようです。

現在拡張工事中で、早ければ来年にも使用可能の見通しであると今年の8月のニュースで紹介されていました。

知床半島からほんの数十キロ先でこんな工事をしてたんですねぇ。

 

いろいろ資料を見ますと、北方領土には他にも飛行場があったようなのですが、

オイラがグーグルで見つけることができた飛行場(跡地)はこれだけでした。

因みに樺太にも溶けかかった滑走路がいくつかあります。


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Amazing Jumbo Landing! [├雑談]

北海道強化月間の途中ですが、ちょっと一休みです。

面白い動画を見つけました。

まずはダマサレたと思ってご覧くださいませ

ジャンボの着陸シーン  

リアルな風切音、接地寸前の首上げ、上がる白煙、そしてスポットへのタキシング…

バカウケで数日間、繰り返し見てました^^ お耳パタパタもいいですね(*´∀`*)

最後に出てくる言葉は、

“If they wanted to come, they would.
Animals are souvenirs.”

“もし動物たちが来たいなら、自分たちで来るでしょう。
動物は、おみやげではない。”

だそうです。

タダのウケ狙い動画ではありませんでした(汗)

 

1つだけでは寂しいので、他にもヒコーキ面白動画をご紹介。

Airplane Landing On The Beach 

↑こちらもジャンボの着陸。あまりの無茶苦茶な超絶低空っぷりに、

「いいCGですね」と思ってしまいますが、

そのスジでは有名な、「世界一ド迫力の空港:プリンセスジュリアナ国際空港」です。

ビーチから見たところと、コックピット映像

 

C-130 takes off and lands on a Carrier USS Forrestal 

↑こちらはC‐130輸送機の離艦/着艦シーン

空母への着艦は、フライトシミュレーターファンなら誰でも一度は挑戦したことがあるはず。

それを輸送機で本当にやってしまうのだから凄いです。

文字通りピンポイントの着艦。一歩間違えれば艦尾に激突です。これぞプロ中のプロ!

(次回からまた北海道強化月間がもう少し続きます)


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JALのこと・3 日本の空にLCC [├雑談]

JALネタ最後の記事です。

 

ところでエアアジアなのですが。

マレーシアを本拠地としているLCCで、とにかくビックリするほど運賃が安くて、

早く予約するほど安くなったり、キャンペーン価格を実施したりしているのですが、

例えばジェット機で2時間半程度の国際線の料金が2千円、3千円というお値段だったり、

国内線に至っては、170円~300円とか、もう市内バスかと思うような金額です。

 

エアアジアは日本進出を目指しており、同社会長は以前テレビのインタビューで

「日本の航空運賃はとにかくバカらしいほど高い。我々がやれば必ず成功するだろう」

と自信満々でした。

日本に実際に外国のLCCが参入した場合のことですが、

LCCが破格を実現できるかどうかには、空港使用料をいかに抑えられるかが大きなカギで、

エアアジアも拠点空港ではLCC専用ターミナルを使用しており、

自社専用のターミナルを設けようという動きを見せるほどなのですが、

羽田空港、成田空港は共に「LCCには差別も優遇もしない」と言明しています。

日本の二大拠点をはじめとして空港使用料がLCCのコストを大きく押し上げることになり、

LCCの安い運賃をそのまま日本に入れることは難しいでしょう。

 

実は来年開港する茨城空港は全国で初めてLCCに特化した空港で、

建設費もその後の運用費も可能な限り低くするための様々な工夫が盛り込まれています。

(だから空港使用料も安くできる)

そしてエアアジアはこの茨城空港に目をつけています。

今後LCCを積極的に誘致する第二第三の茨城空港が現れるかどうかも注目です。

 


オイラ個人としては、日本の空は日本の航空会社に頑張って欲しいのですが、

東京から沖縄まで3,000円とかで行けたらいいなぁ。などと、

エアアジアの破格のチケット代は正直大きな魅力を感じます。

 

「日系大手が大きなシェアを握っている現状だからこんな破格が実現できないのだ。

バス並みの金額が安全に実現できるのであれば、

日系など潰れてしまって、外国のLCCが日本の空を席捲しても構わない」

という割り切ったお考えの方もおられます。

 

皆様どう思われますでしょうか。


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JALのこと・2 安全確保 [├雑談]

前記事の続きです。

 

今後日本には航空自由化で海外のLCCがどんどん参入するようになります。

日本の航空会社にはきめ細かいサービス、そして安心感という代えがたいアドバンテージがあり、

LCCとは一線を画すプレミア路線という方向性もあったのですが、

この厳しい経営状態では各支援先、株主が納得するようなコストダウンの断行は不可避でしょう。

 

航空会社の厳しいコストダウンというと、安全性がないがしろになることはないかという問題が出て来ます。

ということで、気になる「整備費」について、JAL、ANAと各LCCの比較をしてみました。

JALの「整備費」を100とした場合、

ANA:87 サウスウエスト:47 エアアジア:50 イージージェット:80

でした。

LCCと比較すると確かに日系は高いのですが、ビックリするほどの差はない。

というのが個人的な印象です。

 

また「整備費」はコストの中ではごく一部に過ぎず、

JALの「整備費」はコスト全体の6.6%、ANAは5.4%でしかありません。

整備の無駄を省くことは前提として、航空会社にとって最も重要な安全に直結する整備費を削らずとも、

「その他費用」、「人件費」等々まだまだコスト削減の余地はあるはずです。

利用者にとって、航空チケットが安いにこしたことはないのですが、

それでヒコーキ事故が増えてはなんにもなりません。

 

現在国は、国内の航空会社の安全性に目を光らせると共に、

外国から日本に乗り入れる航空会社にも目を光らせています。

具体的には、運行、整備、パイロットのエキスパートから成るチームで構成された検査官が

乗り入れ便数に応じて抜き打ち検査を行っています。

いつでも見張られているという意識を植え付けることにより、安全性が向上することを期待しているのだそうです。

一方、EUのやり方はもっと徹底したもので、

安全性の基準を設け、この基準に満たない航空会社にはEUへの乗り入れを認めない。

というやり方です。

「乗り入れを認めない」とされた航空会社は公表されており、

実際にアジアや中東の航空会社の中には『EU上空飛行禁止』という会社が沢山有ります。

 

これから日本にもLCC等、様々な航空会社が参入するようになると、

安全を確保するため、EU並みに毅然とした態度が必要になってくるのかもしれません。


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JALのこと・1 [├雑談]

北海道強化月間ですが、ちょっとお休みしてJALネタを。

といっても、巷で交わされているJAL論議とは少しズレてしまいますが。

 

先日読んだ本の中に面白い資料があったのでご紹介します。

ANA総合研究所が出した「有効座席キロ当たりの費用(2006)」というもので、

ANA、JAL、イージージェット、サウスウエスト、エアアジアという、

ANA、JALと欧米亜の格安航空会社(以下、LCC:ローコストキャリアと表記)のコストを比較した資料です。

(以下、数字はグラフからの読み取りなので誤差が生じます。ご了承くださいませ)

この資料によりますと、「有効座席キロ当たりの費用(コスト)」はANA,JALが約11USセント(以下同)なのに対し、

サウスウエスト:5.5 エアアジア:2.2 イージージェット:7.0

で、日系とコスト最小のエアアジアでは約5倍の差があります。

やはりLCCのコスト縮減の徹底振りは凄まじいものがあります。

 

次にANA、JALのコストの内訳を見てみます。

この2社のコスト、全体の数値はJALがほんの少し低いだけでほぼ一緒。

内訳も多少凸凹があるものの非常に似通っています。

ここでは特に渦中のJALの内訳を。

人件費:15.0%
燃料費:23.9%
各種空港使用料:7.5%
整備費:6.6%
その他費用:37.1%

これで全体の90%を占め、残り10%に航空機材費、原価償却費、還付弁済費が入ってます。

同じデータでも人によりいろいろな見方があるのでしょうが、

以下オイラの妄想話を。

 

まず目を引いたのは、最も大きな割合を占める「その他費用」でした。

JALは37.1%なのですが、

ここに挙げられているLCCの「その他費用」はどんな割合かといいますと、

サウスウエスト:16%、
イージージェット:8%
エアアジア:グラフから読み取れない程低い

でした。

 

一方のANAは31%でやはり高いのですが、JALの”4割弱”というのは

各LCCと比較するとあまりに異常な割合に見えます。

オイラはこの「その他費用」に何が含まれているのか知りませんが、

「安全対策」のような絶対欠かせないもの以外に、

巷で噂されるあんなものやこんなものがいろいろと含まれていそうです。

 

ところでですね、仮にJALの「その他費用」をイージージェットと同じにすると、

なんと全体のコストはイージージェットと同じになるのです。

条件が違いますからこれで単純にイコールではないんでしょうが、

この数字だけ見ると、JALは「その他費用」の改革さえ実現すれば、

今すぐ欧州で立派なLCCとして通用するのです。

すごいぞJAL!!

 

「日系大手はとにかくコストが高い」というイメージが定着してますが、

この「その他費用」という不透明な部分を取り外してみると、

高い人件費、先物買いの燃料費とかの問題を依然内包しているにもかかわらず、

それでもイージージェットと互角の勝負になるわけです。

 

真面目に頑張っている部門がある一方で、権益に巣食う巨大な闇の部分がコストを異様に押し上げ、

様々な要因により続く利用客の世界的減少、政治家のごり押しで存続している赤字路線等々が

収入を減らす…経営が苦しくなるのも道理です。

 

コストのパートで見ていけば、「その他費用」が明らかに多過ぎるのだから、

この部分を改革すれば良い、なんてオイラでも思いつくわけですが、

こうした点も含めてどうにもできずにズルズルきてしまったからこそ、

今回のようなことになってしまったんでしょうね。

ネットでは楽観論から悲観論までいろいろ流れてますが…

一体どうなるんでしょうか。心配です。

 

(続きます)


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787 新スケジュール発表される [├雑談]

機体側部の強度不足から初飛行が延期になっていた787ですが、

ボーイングから新たなスケジュールが発表されました

初飛行:2009年末までに
初納入:2010年10~12月

だそうです。

当所の計画は、

初飛行:2007年8月後半~9月
初納入:2008年5月

でしたから、現時点でANAへの初納入は2年以上遅れてしまうことになります。

 

ところで今回の発表で個人的に「良かった」と思ったことが1つ。 

それは、初飛行から納入までの期間が5割増になったこと。

これまでは、初飛行から納入までの期間(この間に試験飛行と認証取得を行う)

が8ヵ月ほどしか設けられておらず、各方面で「短い短い」言われてましたが、

ボーイングはこれまでずっと「大勢のテストパイロットで飛ばしまくるから大丈夫。十分可能である」

としていました。

ところが今回発表されたスケジュールではこの期間が長く設定てれており、

最短(年末ギリギリに初飛行までこぎつけた場合)でも、納入まで1年間の猶予があります。

 

1日も早く飛んで欲しいのはヤマヤマなのですが、万全の状態で送り出して欲しいです。


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787 いつになったら飛ぶの? [├雑談]

以前の記事 で、787初飛行延期発表のことを書きました。

ボーイングは延期を伝えるニュースリリースの中で、

・既に数種類の解決策が見出されている
・初飛行、航空会社への納入等新しいスケジュールは数週間で決定する予定

と書いていました。

その後、ボーイングニュースリリース内では、「第2四半期の業績発表」記事の中で

・解決策は既に特定済みで、現在その解決策を実行する手法を検証中
・787型機プログラムの最近の進捗状況は、ガントレットテスト・初飛行機での低スピードタクシングの完了
・787型機プログラムを強化するためにサウスカロライナのヴォート社買収合意

という点には触れているものの、肝心の「いつになったら飛べるのか」ということについては伝えていません。

初飛行延期は6月23日に発表され、それからもうすぐ7週間になろうとしているのですが…

度重なる延期の発表…

一体いつになったら飛べるのか…

そして先日Flightglobalでこんな痛烈なアンケートが実施されました。

Q:どれが早く飛ぶ?
□787 □A400M □豚

アンケートは6日に締め切られましたが、

787   33%
A400M  21%
豚    46%

という結果でした(N=4534)。

ボーイング党のオイラは真面目に787に一票入れましたが…

アンケートが痛烈なら、回答者の側も皮肉タップリですね^^;

とにもかくにも、豚さんよりは早く飛んで欲しいものです。


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熊谷~大幡・後編 [├雑談]


前回の続きです。

熊谷駅から徒歩で妻沼方面を目指しているのですが、 高崎線の線路を越えました。

D20_0053.jpg

15:クマガヤの刈り込み

向こうに見えるのが、前記事でオイラが立っていた山。

で、「クマガヤ」という刈り込みを撮ろうと正面に回り込んだのですが、

若いカップルがはぐはぐしてましたΣ(゚Д゚;)

こんな人気のない所に自転車が2台並んでいたので嫌な予感がしたのですが…

気付かずに撮ってたら、「ナニ撮ってんだこの野郎!」と殴られそうです。

道理で暑い訳だよ…

D20_0055.jpg

高崎線を越える辺りから、熊谷線時代の柵が続いてました。

D20_0056.jpg

D20_0058.jpg

再び「かめのみち」再開。

D20_0059.jpg

ぐあー!

D20_0067.jpg

16:中山道

17号で「かめのみち」は一旦途切れます。

この道路は仕事のコースで何年も走っていたのですが、

こんないわくのある交差点だったとは夢にも思いませんでした。

D20_0061.jpg

17号手前にあった分岐点の道しるべ

D20_0065.jpg

これも17号手前にありました。

D20_0070.jpg

17号を渡ると再び「かめのみち」が始まります。

D20_0071.jpg

17:サンシティ熊谷弐番館

とっても立派な有料老人ホームの横を通り…

D20_0078.jpg

18:埼玉県立熊谷農業高等学校実習地

農業高校の実習地を通り…

この周辺は田舎の香水の香りがします^^

D20_0082.jpg

途中、こんな看板が。

〔かめのみちの由来〕 「かめのみち」の通称は、東武鉄道熊谷線が<かめ号>の名で親しまれていたことから、<かめ>のイメージである「ゆっくり歩く、長生き」を取り入れ、市民の皆さんがゆっくり歩いて楽しく語らえる”みち”づくりを進めるため名付けられました。

コレが「亀」が使われている理由でした~。

流石に「特急」という言葉は封印してますね。

意味不明になっちゃいますからね^^;

D20_0083.jpg D20_0085.jpg

D20_0086.jpg

キレイに整備された遊歩道はここまで。

D20_0087.jpg

砂利道区間が続き…

D20_0089.jpg

ここから整備された道路が続いてました。

D20_0092.jpg

この付近では小学生の子供たちが何人も遊んでました。

もうすぐお昼だよ~。

お腹空かないの~?

 

終戦間近の時期、熊谷線沿線にも米軍機がよく現れたのだそうです。

結局熊谷線が実害を被ることはなかったのですが、

走行中に米軍機に気付いた運転手は、木陰に停車して身を隠すなどしたのだそうです。

すごいですね。敵機に隠れながらの運行なんて想像もつきません。

D20_0094.jpg D20_0095.jpg D20_0096.jpg

田んぼで見つけた東武杭三連発

D20_0097.jpg

19:大幡中学校

中学校通過~

D20_0100.jpg

20:セブン前

前回アイスを食べて引き上げたセブン通過~(どうでもいい情報)。

前回車で来た時は、この先をちゃんと見てなかったので行ってみます。

D20_0102.jpg

セブンの道を越して…

D20_0105.jpg

21:大幡駅

それまで同じ幅の整備された道が続いていたのですが、ここで急に線路の柵が現れ、幅が広がっています。

D20_0109.jpg

道の東側。こちらも同様に柵で幅が広がってます。

少し先には17号バイパスが。

ここが大幡駅跡のようです。

熊谷線営業当時、熊谷-上熊谷-大幡ときて、次は終点妻沼でした。

D20_0111.jpg

柵で幅が広がった箇所は17号バイパスのすぐ近くまで続いてました。

想像してたのよりずっと広いです。

D20_0112.jpg

12:15 熊谷をスタートして2時間15分経過。

これでまがりなりにも熊谷線跡を全部見ることができました。

熊谷駅に戻ることに。

もー足痛い。

帰りは最短距離で戻るために一般道。

D20_0113.jpg

13:12 熊谷に戻ってきました~。

途中、熊谷行きのバス停があったので乗ろうかと思ったのですが、

歩いている間についてしまう時間だったので結局歩きました。

疲れた~。

駅では、「ファィトー イッパーツ!」という大きな掛け声と共に、某ドリンク剤の無料試飲会をやってました。

ホームで冷やしワカメソバを食し、15:25 自宅に戻りました。

結局1日かかってしまいました。

 

廃線から20年経ちますが、「ここに熊谷線が走っていた。」という証はまだまだ残ってました。

これで「群馬・埼玉 強化月間」は終了です。

 

ご乗車いただきまして、まことにありがとうございました<(`・ω・´)


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熊谷~大幡・前編 [├雑談]



前回までで東武小泉線の西小泉駅から、熊谷線の未成線、廃線跡に沿って南下し、

8:熊谷バイパス交差点まで来たのでした。

ここまでの進行方向とは逆になるのですが、

残りの部分は熊谷駅から徒歩で北上して、8:熊谷バイパス交差点 まで行ってみることにしました。

今回の記事は途中までですのであしからず。

 

8時 自宅出発

寄居で秩父鉄道に乗り換えて、10時 熊谷駅着。

むむぅ、熊谷まで2時間もかかるとは…。

サクッと見終えて、昼過ぎには自宅に戻るつもりだったのに。

切符代も1,000円くらいかかりました。

暑い日でした。熊谷駅、出口の所で頭上に霧が降り注ぐようになってました。

D20_0007.jpg

9:熊谷駅~上熊谷駅間 第三熊谷踏切

写真は基本的に、妻沼方面に向かって撮ってます。

線路が並んでいますが、左から秩父線、東武熊谷線(手前の途切れてるもの)、JR高崎線(複線)です。

左端の高架は新幹線。

D20_0013.jpg

10:第四熊谷踏切

上熊谷駅。

熊谷線が営業していた当時は熊谷を出て最初の駅でした。

画面中央が東武熊谷線で、右側の複線がJR高崎線。

死角になっちゃってて見えないんですが、ホームの左側に秩父鉄道の線路が走ってます。

秩父鉄道の上熊谷駅は現役ですが、東武熊谷線側はご覧の通りでフェンスが張られてます。

D20_0017.jpg

11:文化町踏切

上熊谷駅を過ぎてすぐのところです。

上に同じく、左から秩父線、東武熊谷線、JR高崎線です。

熊谷駅からここまで、3線が仲良く並んでいたのですが、

ちょっと分かりにくいですけどここから高崎線(右端の線路)は大きく右に曲がっていきます。

Wikiによりますと、この分岐する三角地帯に熊谷線の作業基地が設けられていたのだそうです。

D20_0018.jpg

熊谷線とは何の関係もないのですが、「日本一暑い熊谷」っぽい写真ということで^^

D20_0021.jpg

12:秩父鉄道と分岐する手前の踏切(踏切名不明)

この写真は熊谷に向いて撮ってます。

なんか線路が片方しか見えてません。

D20_0022.jpg

しばらく秩父鉄道と並走している熊谷線なのですが、石原駅の手前で秩父鉄道から離れて大きく右に曲がります。

そして熊谷線の線路跡が遊歩道として整備されてました。

D20_0023.jpg

D20_0032.jpg

途中で見つけました。多分東武杭

D20_0033.jpg

13:かめ号

少しの間線路跡に沿って細い遊歩道が続くのですが、広い公園になっている部分にこんなものが。

D20_0035.jpg

D20_0037.jpg

「車両」の内部。鍵がかかっていて入れません。

D20_0040.jpg

11時。熊谷駅から歩き出して1時間が経過しました。

ちょっと休憩。

D20_0044.jpg

14:高崎線との立体交差部

少し進むと、こんもりした山が現れます。登ってみるとこんな光景。

さっき分かれた高崎線とここで運命の再会です。

高崎線の線路の向こう側にも「クマガヤ」と刈り込みの入った山が見えます。

D20_0043.jpg

ネット情報によりますと、熊谷線はここで高崎線を越して妻沼に向かったのだそうです。

Wikiによりますと、
「高崎線の立体交差は、幹線として日夜運行量の多い高崎線の邪魔にならないように、土を盛るのは微妙な調整のいる難工事であった。また、三交代制の突貫工事であったにもかかわらず、死者は一人も出なかった。」だそうです。

ところでこの手前の山なのですが、オイラが立っている下の部分は・・・

D20_0051.jpg

このように、用水路のトンネルになってました。

D20_0047.jpg

トンネル表面拡大

荒い表面、飛び出た鉄筋。

利根川に1本だけ残っている橋脚を思い出しました。

 

(つづきます)


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東武小泉線西小泉駅 [├雑談]



今回とその次の記事は、以前書いた記事 の続きです。

今までに書いたものとアチコチ重複してますが、実際に見て歩いた記事です。

ご了承くださいませ。m(_ _)m

<前回のあらすじ>

熊谷から中島飛行機工場への要員、資材を運ぶために軍の要請で熊谷線を建設。

一期工事(黒線部分)は完成し、続けて二期工事(赤線部分)に取り掛かったのですが、

終戦で工事は中断してしまったのでした。

で、今回は利根川を渡った上の方を見て来たのでした。

グーグルマップの上の辺りを拡大すると、「A:西小泉駅」がありますね?

西小泉駅はかつて小泉製作所(現在の三洋電機工場)の玄関駅でした。

駅の周りを徘徊してきました。

D20_0041.jpg

西小泉駅

1940年12月頃 東武鉄道が小泉製作所の従業員輸送のため、小泉線着工

1941年6月 太田から小泉まで開通。翌年12月に西小泉駅を新設。

1日32回運行したのだそうです。

現在はのんびりした雰囲気の駅でした。

駅舎にふらふら入っていったら、いきなり「乗りますか?」と駅員さんから大声で聞かれましたΣ(゚Д゚;)

「乗らないデス」と応えると、駅員さんは合図を送って電車のドアが閉まりました。

まぎらわしいタイミングで駅に入っちゃいましたorz

D20_0036.jpg

東武線沿線に住んでますが、東上線以外の東武線を間近でちゃんと見るのは熊谷線以来。

ちゃんと同じカラーだぁ! と感動。

D20_0032.jpg

D20_0039.jpg

駅前ロータリー

バス停の行き先にご注目ください。

熊谷とここをつなげたい。というのは戦時中からの悲願だったわけですが、

ちゃんとバスでつながってました。

D20_0040.jpg

この本数を見る限りでは、鉄道の実現は厳しいのかな。

D20_0042.jpg

地域事情を反映して、あちこちに外国人向けの表示がありました。


1976年10月まで、西小泉駅から「仙石河岸線」という貨物線(グーグルマップの黒線 )が伸びてました。

40余年前まで、西小泉駅からさらに線路は続いていたわけです。

そして熊谷線の二期工事は、「この既存線を利用して妻沼と西小泉を接続しよう(グーグルマップの紫線 )」。

という計画だったのでした。

以前も書きましたが、二期工事完成目前で終戦を迎えたため、しばらくの間利根川に橋脚が残っていて、

で、ちょっと前に書いた「1つだけ残った橋脚」の話 につながります。

 

話がアチコチで申し訳ありませんが、西小泉駅周辺で、消えてしまった貨物線の名残を探してみました。

(つづきます)


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東武小泉線物語 [├雑談]

雨で北海道に行けなかったオイラは、代わりに群馬周辺をほっつき歩いてきたのでした。

当ブログはこれから3週間、群馬・埼玉強化月間とさせていただきます。

3週間、話の中心となる中島飛行機と東武鉄道の変遷を時系列にしてみました。



1916年(大正5年)以前の東武小泉線周辺の路線図。

既に国鉄両毛線、東武伊勢崎線、東武佐野線、東武桐生線が走ってました。

この図に今回の主役、東武小泉線を描き加えたらもう現在の路線図になります。

この周辺の鉄道網は早くから確立してたんですね~。



1917年3月12日 
館林-小泉町間10.7km開業
この時は東武鉄道とは別会社で、中原軽便鉄道でした。

1922年2月 
中原軽便鉄道改称。地方鉄道「上州鉄道」に。
開業当初から経営は非常に苦しく、利益を出すことができませんでした。
線名変更も、存続のために打った数々の方策の1つでしたが、結局これもうまくゆきませんでした。



1934年10月 
中島飛行機太田工場拡張、新工場完成
中島飛行機の生産が軌道に乗り、増産に次ぐ増産で爆発的な拡大期に入りました。

1937年1月 
東武鉄道、上州鉄道(館林~小泉町間)を買収 
借入金が累増する一方のため、「東武鉄道と館林駅で接続している」という密接な関係から買収することに。
こうして「東武小泉線」が誕生しました。
     
1937年5月 
東武鉄道、太田-小泉町間5.5kmの建設計画提出
この路線を東西に延ばすことは、上州鉄道創設者の念願でもありました。

1938年4月 
太田-小泉町5.5kmの建設計画認可
認可を受けた線がどこを通る計画だったか、資料を探すことができず不明なのですが、
上のグーグルマップの通りで、太田駅-小泉町駅間にそれっぽい線を引いてみたら、5.3kmでした(ベージュ線)。
認可を受けた5.5kmとは200mしか差がありませんから、
こんな感じでほぼ一直線に二点を結んでいたのではないかと。

ところが…


1939年3月
太田飛行場起工式
中島飛行機が専用飛行場を作ることになりました。
このため、せっかく許可を受けていたのに線路敷設ができなくなりました。



1939年4月13日 
東武鉄道、仙石河岸線開業
小泉町-仙石河岸4.0kmの貨物線です。
利根川の砂利採取のため、河岸まで線路が引かれたそうです。
で、せっかく営業を始めたのですが…



1940年4月 
中島飛行機小泉製作所開設

1940年6月 
仙石河岸線 線路移設 
小泉製作所のために線路をずらすことになり、4.0kmから4.3kmに延びてしまいました…。  
開通してからまだ1年ちょっとしか経ってません。
東武からすれば「またか!」の思いだったかもしれませんが、
小泉町~太田間は計画段階で頓挫しただけマシだったのかもしれません。



1941年2月15日 
太田飛行場開場式

1941年6月 
小泉線 太田-小泉信号所間 開通
軍の要請で小泉製作所への従業員輸送のため、先に提出した計画を変更して、
小泉信号所(後の東小泉)を設け、飛行場を迂回して太田へ線路を延ばすことにしました。
小泉信号所では運転士と車掌が入れ替わり、ポイント切り替えを行ったのだそうです。
因みにこの「小泉信号所」と「小泉町駅」は、駅になったり止めたりを繰り返すのですが、
このへんは面倒なので本筋からそれるので割愛します。気になる方はWikiなどご覧くださいませ。

1941年12月1日
西小泉駅開業
小泉製作所の玄関駅になりました。



1942年2月 
東武、新線敷設申請書を鉄道大臣に提出
軍命により計画された東武熊谷線です。
仙石河岸線 西小泉駅南方で分岐して高崎線熊谷駅まで結ぶ13kmの計画でした。



1943年12月5日 
熊谷線 熊谷~妻沼間営業開始
続けて小泉線との接続工事にとりかかったのですが…



1945年8月 終戦
太田製作所、小泉製作所→米軍に接収
太田飛行場も接収→米陸軍飛行隊駐留

東武熊谷線の二期工事は当然中止。
太田製作所に関して市史によれば、米軍は爆撃後に建物1つ1つについて爆撃の成果を詳細に評価し、
不足が認められた施設には再爆撃を加えるという徹底振りとありました。



1955年9月 
新小泉駅開業 
工業製品輸送に用いられました。

1959年 
元小泉製作所、返還され東京三洋電機に

1960年 
元太田製作所、返還され富士重工群馬製作所本工場に

1969年 
元太田飛行場、返還され富士重工大泉工場に
太田飛行場の返還をもって群馬県のすべての施設が返還されたのだそうです。



1974年8月
妻沼~新小泉間3.7kmの未成線廃止申請→許可

1975年4月 
新小泉駅廃止


1976年10月 
仙石河岸線 廃止
熊谷線の一部となり、中島飛行機の従業員を輸送する計画がありましたが、
結局砂利と工業製品の輸送でその使命を終えました。



1979年3月
熊谷線利根川橋脚撤去工事完了。

1983年6月 
熊谷線廃止



 

 

 

               「 夏 草 や 兵 ど も が 夢 の 跡 」

 

 

 

この記事の資料:
東武鉄道百年史
東武鉄道百年史・史料編
太田市史 近現代


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787初飛行延期 [├雑談]

当ブログ787関連の最後の記事 で、787試験飛行1号機(ZA001)中間ガントレットテスト終了したと書きました。

その後も公式ニュースリリースでは787関連記事がいくつか続いていて、

6月15日 試験飛行2号機(ZA002)フライトラインに移動、燃料テストを開始

6月16日 パリ航空ショーにて「787開発は順調。第2四半期中にファーストフライトを実施する」と発表

6月17日 ANA向け量産初号機(ZA007)最終組立開始

と、連日787関連記事が続きました。

 

いつ初飛行をするのか、正式な発表はなかったのですが、

ネット上では、23日、28日、翌7月1日あたりが噂されてました。

中には、「パリ航空ショー期間中に飛ぶ!」とか、

「ボーイングは〇日を初飛行日に設定している」とか、

「ボーイングは、社員の家族が見学できるよう、伝統的に週末に初飛行を実施している」

などともっともらしい意見がいろいろ出てました。

すっかりイケイケムードだったのですが…

 

6月23日 ボーイング、787ドリームライナーのファーストフライト延期を発表。

静止テストにおいて、「主翼と胴体の結合部分の補強が必要」と判明したのだそうです。


 

問題となった「静止テスト」のことを書いてみます。

ヒコーキに加わることが予想される最大の荷重を「制限荷重」といい、

これに安全率を乗じたものを「終極荷重」といいます。

ハイ! この2つ試験に出ますよ!

安全率は通常150%(制限荷重x1.5)なのだそうで、ここではこの数字で話を進めます。

静止テストではまず機体に「制限荷重」を加えます。

どんどん荷重を加えていくと、例えば主翼などみるみるしなっていくのですが、これで壊れないのは当然として、

荷重を取り除くとしなりが戻り、機体に変形が残っていてはならないことになっています。

その後さらに「終極荷重」を加えますが、これに3秒間耐えられねばなりません。

厳密には他にも試験項目はいろいろあるのですが、こうした一連のテストに耐え抜くと、

晴れて「丈夫な機体」と見なされます。

 

やっかいなのはここからで、ヒコーキは重力に打ち勝って飛ばなければならないため、

「丈夫」と同時に「軽い」ことが厳しく求められます。

丈夫が過ぎると、それは即「余分な重さ」と見なされてしまいます。

乗ったが最後、命を預けるしかない一乗客としては、「丈夫なら多少重くてもいいじゃん」

と思ってしまいますが、

ヒコーキの生涯中、通常加わるであろう考え得る限りの最大値である「制限荷重」も、それに乗じる「安全率」も、

世界の航空機史上の貴重な経験を元にした数字であり、

そこには既に十分過ぎるほどの余裕を見越しています。

それ以上は余計な重さ以外の何物でもないという考え方です。

 

ということで、丈夫であることを証明したならば、次に軽いことも証明しなければなりません。

具体的には、どのくらい力を加えると壊れるか、実際に壊れるまで荷重を加えます。

必要以上の丈夫さ=無駄な重さ ですから、

制限荷重の150%までは破壊せずに持ちこたえ、151%になった途端に壊れることが理想。

試験の最中は、荷重が加えられるごとにギシギシとしなっていく機体を、

「壊れないでくれ、もってくれ~」と祈るように見守っていた技術者が、

150%を境に豹変し、「すぐ壊れろ、今壊れろ~」と身も細る思いで念じるのだとか。

こんな調子なので、これだけいろいろ発達した現在でも設計は非常に難しいのだそうです。

もっとも新開発機の場合、後の派生型(胴体延長とか)を見越して、強度を余分に見積もることもあるのだとか。

 

こんな、強度限界のギリギリの点を狙うような設計が要求されますから、

今回の787の場合のように、純粋に構造の強度だけでなく、

「想定を上回る負荷」というものまで加わってしまうと、たちまちそこが問題点として浮かび上がるんでしょうね。

公式サイト情報ではありませんが、A380も主翼部分が147%で壊れてしまい、補強で対応したのだそうです。

 

ボーイング側によりますと、「すぐにでも初飛行をすることは可能だが、試験飛行全体を考えると延期が最善」

という判断のようで、「補強は簡単にでき、重量増加も問題ない」としています。

またこの補強作業は試験機、量産機すべてに実施。

新たなスケジュールの発表は数週間後に予定しているそうです。

 

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羽田再拡張 [├雑談]

D20_0010.jpg
第1ターミナル展望デッキから:

前記事でD滑走路建設のことを書きました。

「海上に滑走路を造る」というだけでも壮大な計画ですが、これは「東京国際空港再拡張事業」の一部なのだそうで、

同事業にはD滑走路建設の他に、上の写真の国際線地区の旅客ターミナル、貨物ターミナル、

エプロンの整備が含まれます。

こちらも2010年10月供用予定です。

D20_0057.jpg

展望デッキから眺めると、高いクレーンと共に白いエプロン部分が目立ちます。

ボーディングブリッジ利用の固定スポット:10
オープンスポット:10

固定スポットは南から105~114までのスポットナンバーが割り振られ、

105は夜間は貨物機が使用、107はA380対応の2階建て構造、113もA380用に改装可能

 

地上5階建ての旅客ターミナルビルの展望デッキに設けられた「富士見台」からは富士山を眺望でき、

初めて日本を訪れた外国人客はその美しい姿に「オー! フジヤ~マ!」と感嘆の声を上げることでしょう。

この眺めを妨げないよう、7階建ての立体駐車場位置を南にずらしたのだとか。

 

これに合わせて京急とモノレールが新国際線ターミナル新駅を建設中です。

京急の場合、ターミナル直下を線路が走っているので、トンネルを拡幅する形で地下駅を作ります。

またモノレールは、ターミナル3階の出発階に駅を横付けするため、軌道の移設工事をしているそうです。

新軌道は一部できているらしいのですが、上の写真中央の横に伸びてる青白のがそうなんでしょうか??

D滑走路が完成すると、年間の発着能力は現在の29.6万回から40.7万回へと一気に1.4倍に引き上げられます。

これに対応するため他にもあちこちで工事してました。

D20_0012.jpg
第1ターミナル展望デッキから:

新管制塔。

空港南側にD滑走路ができるため、

現行(奥)の管制塔より約200m南に位置しており、38m高くしました。

日本で初めて100m超えの116m。世界で3番目の高さだそうです。

今までの管制塔が非常に未来的なデザインだっただけに簡素に見えます。

まぁ、普通はこんなものですよね。

現行の管制塔はバックアップ用として残すのだそうです。

D20_0076.jpg

2タミ増築工事も行われてました。

2010年10月供用開始。

D20_0085.jpg

P4のところから見た2タミ増築工事風景

D20_0078.jpg

D20_0081.jpg

P4の工事もしてました。

こちらも2010年10月供用開始。

ということで、2010年10月に向けていろいろ工事してました。

来年の10月が楽しみですね。


以下、その他の写真を。

D20_0029.jpg

D20_0020.jpg

D20_0059.jpg

D20_0073.jpg

おわり~


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羽田D滑走路工事 [├雑談]

2010/10/11追記:D滑走路展望台は2010年8月30日終了しました。 

1年2か月ぶりに羽田空港に行ってきました。

いやー、本当に久々です(マ〇アじゃないアピール)。

あちこち工事しててすごかったです。

お目当ては建設中のD滑走路。これ見たかったんです。

D20_0004.jpg

第2ターミナル展望デッキ入口近く(青い牛のところ)にこんなコーナーができてました。

D滑走路展望施設に行くには、毎月第2・第4日曜日に無料送迎バスがあったのですが、

昨年の8月で終了していまいました。運行再開は当面未定だそうです。

ということで、モノレール新整備場駅から30分かけて歩いて行くか、車で直接行くかです。

羽田空港の道路は複雑怪奇で、普段田舎道を走ってるオイラは怖いので正直避けたいのですが、

カメラバッグ担いで30分も歩くのはもっと避けたい。ということで車で逝きますのだ。

アクセスマップを眺め、最も近くて簡単そうだと思われるP4から出発。

向かっている途中、「D滑走路展望台→」みたいな標識が出ていたのでホッとしたのですが、

しばらく標識が見当たらない区間が続きました。

周辺はどう見ても、一般人向けの雰囲気ではありません。

しかも、「この周辺に駐停止を目的に侵入すると罰する」とか、「関係者以外立ち入り禁止」とか出ててコワいです。

気がつくと、工事用ダンプの車列にはさまれてましたΣ(゚Д゚;)

「オイオイ、シロートが紛れ込んでるよ。一般車が入っていい場所じゃないんだぜ?」

とかダンプの運転手が考えてそうです><ヒイィィ~!!

展望施設がプレハブの建物だということは知ってたのですが、

途中幾つかそういうものが並んでました(゚Д゚;≡;゚Д゚)ドコドコ

「D滑走路展望施設」という標識の建物が発見できて一安心。

無事到着。よかった~。

D20_0088_00001.jpg

一応こんな感じです。

D20_0102.jpg

1階で受け付けを済ませ、屋上の展望台へ。

想像してたよりこじんまりしてます。

こっち側

D20_0100.jpg

あっち側

D20_0093.jpg

2007年3月30日着工だったのだそうです。

もう2年以上経つことよのぉ。

2010年10月供用予定です。

D20_0088.jpg

A,C滑走路に離着陸するヒコーキのすぐ側での作業になるため、

高さ制限に引っかからないよう、作業を夜間にしたり、作業船を改造して高さを調節するなどしているそうです。

D20_0098.jpg

34Lファイナル。

ここは第1ターミナルの展望デッキから2キロほど南下した場所です。

進入灯が真横に! 

遮るものがなく、特等席です。

D滑走路が完成してもこのまま残して欲しいなぁ。

無理だろうなぁ。

せっかくの絶好ポイントなのですが、オイラの写真ダメダメなので、

よろしければお口直しにアスランマリオ師匠の当展望台レポ記事 をご覧ください。

同じ場所からのステキ写真が拝めますよ^^

D20_0104.jpg

展望台のすぐ下はこんな感じ。

最後に受付でアンケートの記入がありました。

Q:見学はいかがでしたか?
□とても面白かった □普通だった □つまらなかった

Q:また来たいですか?
□是非また来たい □まあ来るかも □二度と来ない

みたいな感じだったのですが、

とっても親切でにこやかなかわいいおねーさんに一文字一文字ジッと見つめられるという情況下において、

最初の項目にしるしをつける以外の選択肢は小心者のオイラにはありませんでした。

でも楽しかったですよ^^

「ここまでの標識をもうちょっと増やして欲しい」と要望すればよかったな。

と後になってから思いましたが時既に遅し。

せめてココに記しておきます。


パンフレットをもらいましたので、以下マ〇ア様向けのネタを。

■D滑走路
A380にも対応した設計。海面から滑走路面まで:13~17m
2,500mx60m(05/23)
埋立部と桟橋部で成っています。
多摩川の流れを妨げないために、多摩川河口法線にかかる部分はすべて桟橋構造としました。
設計供用期間:100年

・D滑走路桟橋部
長さ:1,100m
使用鋼材重量35万トン 
杭の長さ:海底下70m

・D滑走路埋立部
長さ:2,020m 全幅:424m
埋立土量:3,800万㎥  
周辺の水深:12~20m
波消しブロック:10t型 19,500個 5t型 6,500個

■連絡誘導路
多摩川と東京湾の水の移動を妨げないため、こちらも桟橋方式。
長さ620m、幅60mx2本
使用鋼材重量8万トン

工事用の資材は海から運ぶなど環境に気を遣った工事をしているそうです。


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787 中間ガントレットテスト終了 [├雑談]

6月8日付ボーイング公式ニュースリリースによりますと、787型機の中間ガントレットテストが完了したそうです。

具体的には、

「フライト中に1つ、または複数のシステムがダウンするというようなシナリオを数種類設定して(中略)

あらゆるシステムを実際のフライト時と同様に操作するシミュレーションを実施」

「約1週間分の航空機の運航状況に合わせた各種テスト、ならびに個別に条件を設定した数百種類のテストを実施」

したのだそうです。

記事には開発最高責任者の、

「引き続きファーストフライトに向けて、今回のテスト結果を十分に検討し必要な調整を図りながら、残りのテストを実施していきます」

という言葉が。

エンジン関係(5月21日付)公式ニュースリリースの時点で、

「次のステップである中間・最終ガントレットテスト」という言葉が出てましたので

次は「最終ガントレットテスト」なんですね。

「ガントレット」…辞書で調べてもどういうテストのことを指すのかイマイチわからないのですが、

検索ではかなり引っかかりますので、そのスジではありふれた用語なんでしょうね。

 

787初号機納入時期についてのボーイングの最新ニュースリリースは2008年12月11日付のものなのですが、

それによると、「2010年第1四半期(1~3月)」と書かれています。

それまでに残された試験飛行のための時間は誰が見ても少ないですから、

ボーイングとしてはとにかく1日も早く試験飛行を開始したいところでしょう。

 

実は本日(15日)から21日までパリエアショーが開催されます。

エアショーはメーカーにとって一大プレゼンの場なので、

この期間中に787に関して何らかの発表があるのではないか。という憶測もありますが、どうなりますか。



それから!

ガントレットテストまでの道のりやガントレットテストの模様などをまとめた公式ビデオが見れます。

オイラ的には、ヘッドアップディスプレイを使用しての着陸の様子と、

強度試験で主翼をぐーっと引っ張り上げるところが興味深かったです。

遅延続きの開発ですが、初飛行に向けて徐々に進んでいるみたいですね。


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787 エンジンテスト [├雑談]

記事に書いてませんでしたが、先月787型機のエンジンテストが行われました。

5月21日付ボーイング公式ニュースリリースによりますと、

787型機に取り付けた状態でのエンジン初起動、40分間の稼動試験が行われたのだそうです。

 

ヒコーキのジェットエンジンは推力であるだけでなく、

飛行中の機体のあらゆるパワーの供給源であり、空調、防/解氷にもエンジンの圧縮空気を利用しています。

ところが787のエンジンの場合ちょっと変わっていて、以前の記事にも少し書きましたが、

エンジンから圧縮空気を抽出するのを止めてしまいました(ノンブリード方式)。

ジェットエンジンには機内で使用する電力を発生するために発電機がついているのですが、

787の場合、同程度の大きさのヒコーキと比べて4倍強のものをつけました。

この大型の発電機で発生させた電力によって必要をすべて賄おう。という考え方です。

 

圧縮空気抽出によるエネルギーロスはなくなりますし、

高温の空気を機体各所に送るパイプの取り回しが電気コードに置き換えられるので、

軽量化、整備性が向上します(このメリットはFBWに似てますね) 。

実際エンジンカバーを開けると、内部は様々なパイプ類がびっしりとエンジンを覆っているのです。

まるでラピュタの巨大飛行石のように。

オイラはまだこの新エンジンの中を見ていないのですが、大分スッキリしてるんでしょうね。

ボーイングではこの新方式により燃費が8%向上する。としています。

半面、エンジンの軸回転を大量に電気に変換し、それを機体各所で再び変換しなければなりません。

エネルギーは変換によってロスする割合が大きいので、こう何度も変換を繰り返すより、

圧縮空気をそのまま使えるのであれば、そのまま利用する方がエネルギー効率だけ見ると良いハズなのですが…。

ということで、この方式に首を傾げる専門家もいるのだとか。

実際の運用を通してこの方式の長短がおのずと明らかになるだろう。

とされています。

 

さらに、787ではエンジンの始動方法も従来とは異なります。

大型エンジンの場合、従来はエンジンに圧縮空気を送り込み、「スターター」と呼ばれる装置によって

圧縮空気を軸回転に変え、これでコンプレッサーを回し、点火、始動していました。

787のエンジンもコンプレッサーを回すのですが、圧縮空気ではなく電気を送ってもらい、

この電気でエンジン内の大型発電機をモーターとして利用することにしました。

小型エンジンの始動は従来から電気式だったのですが、

大型機の電気式起動は民間航空機史上初のことだそうです。

 

「ノンブリード方式」と「電気式起動方式」は、大型の発電機/モーターがあって初めて成立するものですから、

2つでセットと言えるかもしれません。

いずれにせよ、「プラスチックでヒコーキを作ってしまう」というだけでも大変革ですが、

随分大胆な変革を1つのヒコーキに一気に盛り込んだものだと思います。

テストの結果、無事にエンジン起動しましたし、全システムへのパワー供給も予定通り行われたのだそうです。

 

ボーイングが公表した初飛行は「6月までに今四半期後半」というものでした。
*tooshibaさんのご指摘で修正致しました。

本日の時点で残りあと17日ですが、間に合いますでしょうか。

 

(続きます)


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ファーストクラスの世界・3 [├雑談]

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無事帰国したTさんからこんなものをいただいたのでしたヽ( ゚∀゚)ノウヒョー!!

ファーストクラスのアメニティセットです。復路でもらったものを分けていただきました。

オイラの宝物です。火事になったらコレ持って逃げます=(⊃゜Д゜)⊃□

中身はですね…

D20_0006.jpg

まずこれ。開けてみると…

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・クレンジングフォーム
・ハイドレーティングローション
・トータルリバイタライザー

…だそうです。よくわかりません(;´Д⊂)

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もう1つ、半透明のケースにいろいろ入ってました。

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歯磨きセット

これは知ってる!d( ̄∇ ̄*)

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アイマスク

個人的に持ってますが、こちらは目の下から光が洩れないようになってますね。

流石ファースト。

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イヤープラグ

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息スッキリのやつ。

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足が冷たいやつ。

それから写真なしですが、白のフェイス?タオル(ロゴなし)

でした。

 

最後に、「ファーストクラスでアメリカ往復ってどんだけセレブやねん!」

とお思いの方にご本人からのリクエストでネタバレを。

実はTさん、年収150万の方です。

単位は$ではなくて、¥ですよ?

完全に  チケット代>年収  なのですが、

なんとこのチケット、38,000円でゲットしたのだそうです。

しかも、新機材、往復JALスイート、座席番号1 というファーストの中でも特別なもの。

どうしてこんなことが可能かというと、ご本人曰く「予約系マ〇ア」だから。なのだそうです。

1年近い準備期間と、裏技の連発、そして奇跡が重なった結果、

マイル+38,000円でFチケットをゲット。だそうです。

予約のために駆使した裏技の数々を詳しく教えてもらったのですが、初めて耳にする言葉ばかりでした(XДX)

やっぱりその道のプロはすごいや…。

 

ということで、4記事連続で人の褌記事でした。

北宇のピューマさん、Tさん、改めて感謝です。

どうもありがとうございました m(_ _)m

 

お付き合いありがとうございました。

追記:38,000円は、サーチャージと空港使用料、税金の類の合算だそうです。


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