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青森空港 [├空港]

  2005年9月、2023年6月訪問 2023/6更新  


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撮影年月日1967/10/04(昭42)(MTO672X C11 11) 旧空港。滑走路1,200m

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撮影年月日1986/08/18(TO861X C11A 11) 新空港開港11ヵ月前 
出典:国土地理院ウェブサイト(地理院データを加工して作成。2枚とも)無題3.png
SkyVector.com

青森市内にある「青森空港」。

青森駅の南南西約11kmにあります。

ここはちょっと変わっていて、車で空港に行くためには「青森空港有料道路」を通る必要があります。

料金は200円(当時。2022年現在:220円)で距離も1.7kmとごく短い(帰りはタダ)。

そして駐車場は有料なのですが、有料道路の領収書を見せると、200円引きになります(「基本料金割引」という表現になっていた)。

駐車場料金は、日帰りならどれだけ停めても200円なので、有料道路の領収書を見せればタダに。

駐車場には気合の入った誘導員のおじさんたちがたくさんいて、きびきびと誘導を行っていました。

駐車場の利用時間は6:30‐22:00。

早速展望デッキへ。

ナイトステイしたJALのエアバス機。

光の加減のせいもあって、コックピット周りが意外と無骨な形なのがよく分かりますね。

最初はボーディングブリッジが少し離れていたのですが、何度も言ったりきたりして機体に取り付けてました。

まだ朝の7時を過ぎたばかりで離陸も着陸も無く、エプロンには車も、人さえいません。

デッキにもオイラ1人だけ。

シーンとした中、ボーディングブリッジの作動をするモーター音だけが響いていました。

 珍しいレンガ色の壁面。

「省エネ対策」で芝が張られています。

レストラン、売店は7:30からの営業でした。

案内所にいろいろパンフが並べられていましたが、空港関係のものはありませんでした。

案内所の利用時間は9時からということで、係の方に何かないか訊くこともできず車へ。

有料道路の領収書を駐車場中央部付近にある料金割引所に提示すると200円引きになるのですが、

車で割引所に直接乗り付けようと横着したのが大失敗。

車を動かすと、たちまち誘導員のおぢさんに、精算所とは違う方に力一杯誘導されてしまう。

「ひぃぃぃ」と思いながら誘導された方に車を動かすと、なんと行き止まりになってしまう。

どうも、続々と駐車場に入って来る車の一台だと思われてしまったようです。

まあ確かに、これから空港が動き出す時間に出て行く車は普通ないですよね。

Uターンしておぢさんに「出たいんですけど」と言い、出口までの行き方を教えてもらう。

なぜかおぢさんから、「ご苦労様デース!」と言われ、そして200円払って出ましたとサ。

自動清算機の隣に受付のおじさんのいるブースがあったので、そこに行けば良かったのかも…。

滑走路の端に出られそうな道を発見したので行ってみることにした。脇道に入ってみる。

ガタガタ道を進むと、滑走路の端っこに出ました。

ローカライザー。

滑走路の中心から水平方向にどのくらいズレているかを航空機に電波で知らせます。

こんなに間近で見たのは初めて。

この先に滑走路。

周囲は草も刈られてきちんと整備されていて清々しい。

着陸侵入灯。

利用客数の移り変わり:平成5年は88万人。

そこから利用者数は順調に増加し、平成11年には倍近い166万人に。

しかしそれをピークに利用者数は徐々に減少し、平成16年には126万人。

平成17年4月には滑走路が2,500m→3,000mになりました。 


(以下2023年6月撮影)

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フェンスのずっと奥にワイヤーが張られているので、「ワイヤーの隙間にレンズを潜り込ませて…」ができません。

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あちら側にはワイヤー張ってないんですが、あちら側には行けないんですよね…。

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         青森県・青森空港          

    ビュー:☆☆☆☆★  
展望デッキは足元が濡れていて非常に滑りやすかった。無料で広々している。眺め良好。山並みもきれい。展示物多少あり。
東北地方の空港の中では離着陸が多い空港に入る。

    施設:☆☆☆☆★  
売店にはリンゴもあったが、海産物の充実ぶりがすごかった(ホタテ、スジコなど)。水槽の中に入っているものもあった。お洒落なレストランあり。弁当類はなかった。BLUE SKYも出店していたが、飛行機グッズはほとんどなし。各店は7:30から営業。
ターミナルビルは新しくてきれい。表示が分かりやすい。建物は珍しいレンガ色。
駐車場は工事中で混んでいた。有料だが、有料道路の領収書を見せると割引制度あり。駐車場の誘導のおぢさんたちが気合が入っている。親切。

    マニア度:☆☆☆☆★  
滑走路端のローカライザーと着陸進入灯は簡単にすぐ近くまで行けるので、まだ見たことのない方は一見の価値あり。

    総合:☆☆☆☆★  
遠くに山脈を望む空港。周囲も緑に囲まれている。

青森空港データ
設置管理者:青森県
3レター:AOJ
4レター:RJSA
空港種別:地方管理空港
運用時間:7:30~21:30
所在地:青森県青森市大字大谷字小谷
標 点:N40°44′00″E140°41′19″
標 高:198.1m
面 積:241ha
滑走路:3,000m×60m
磁方位:06/24
航空管制周波数
・飛行場管制 
 青森タワー 118.30 126.20
・航空路管制
 札幌コントロール(東北広域セクター)127.575 120.575

沿革
1964年11月 旧青森空港開港。第3種空港・滑走路1,200m
1973年04月 滑走路延長1,400m
1987年07月 新空港供用開始(滑走路2,000m)(ジェット化、厳しい気象条件のため)
1990年03月 滑走路延長2,500m
2005年04月 滑走路延長3,000m

関連サイト:
青森空港ビル株式会社    
国土交通省東京航空局/青森空港   


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