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北方領土の飛行場 [├雑談]

千島列島には戦時中、旧日本軍がたくさんの飛行場を建設しました。

北海道つながりということで、特に北方領土の飛行場を載せてみました。


「天寧航空基地」

択捉島中央部東岸に位置する単冠湾に陸軍が建設した飛行場。

画面右上にコの字が並んでますが、無蓋掩体でしょうか。 

現在は「ブレベストニク空港/空軍基地」となっています。

2007年の情報では、新千歳にも就航しているサハリン航空がここに定期便を飛ばしていたようなのですが、

サハリン航空のサイトを確認したところ、現在の路線図にここは含まれていませんでした。

行ってみたいのですが、ロシアの国内線で北方領土に行くというのもなんだかなぁ…

 

上の画面 → の方向にもう1つ溶けかかった滑走路が隣接してます。

よろしければ拡大かスクロールして見てみてください。

こちらは旧海軍の天寧航空基地跡だそうです。

陸軍と海軍が仲良く?滑走路を並べていたのですね。

どういういきさつだったのでしょうか。

因みにここ単冠湾は、真珠湾攻撃前に帝国海軍機動部隊が最終集結した場所でもあります。

択捉島の飛行場跡を更に2つ。

 
 
上の2つは、旧海軍の「留茶別第一~三飛行場」のいずれかだと思うのですが、よくわかりません。

「メンデレーエフ空港」

こちらは旧日本軍が建設したものではなく、後からロシア側が建設した空港のようです。

現在拡張工事中で、早ければ来年にも使用可能の見通しであると今年の8月のニュースで紹介されていました。

知床半島からほんの数十キロ先でこんな工事をしてたんですねぇ。

 

いろいろ資料を見ますと、北方領土には他にも飛行場があったようなのですが、

オイラがグーグルで見つけることができた飛行場(跡地)はこれだけでした。

因みに樺太にも溶けかかった滑走路がいくつかあります。


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