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福島県・会津塩川バルーンフェスティバル会場 [├場所]

10月17日 いつもブログでお世話になっているカンクリさんにお誘いいただき、

福島県の「会津塩川 バルーンフェスティバル2009」を見に行ったのでした。

開会式は朝の6時から。ということで、前日仕事が終わってから出発して、会場手前のSAにて車中泊。

会場周辺に着いたのは朝5時でした。

周辺はまだ真っ暗。そして濃い霧に包まれています。

SAからここまでくる途中、真っ暗で真っ白な中、後ろからトレーラーに張り付かれ、死ぬほど怖かったとです(つД⊂;)

譲れるところで譲りましたけども。

河川敷に降りる道路のところに機材搬入の車が何台か待機していて、非常灯をピカピカさせてました。

駐車場にて仮眠。

 

6時になり、会場で開会式が始まりました。

周辺はまだまだ薄暗く、まっしろ。

来賓のお言葉の後、主催者から、

「生憎のキリだが、これは逆に間違いなく晴れるということです。 キリが晴れるまで待機します」

とのことだったので、再び車に戻って仮眠。

寝てばっかりのオイラ。

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8時頃会場に行ってみたら、まだ真白なのですが、体験搭乗が始まってました。

カンクリさんもこれに応募していたのですが、残念ながらモレてしまったのだそうです。

人気あるんですね~。

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数十メートル上昇して降下します。

1回数分程度でしょうか。

降下の最中も1,2秒バーナー噴射して、落下速度を抑えてました。

濃霧で薄暗い河川敷に響くバーナーの「シュゴーッ」という音が印象的でした。

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ボンベ交換中~。

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バルーンは、まず送風機で風を送り、ある程度膨らんでからバーナーに点火します。

上の写真は、バルーンのてっぺんからのロープを引っ張っているところ。

このバルーン、展示も兼ねているのか、少なくとも1時間以上、送風機で風を送るだけでした。

ロープを引っ張る人たちも、最後は座り込んでました^^;

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9:34 徐々に明るくなってきて、新たにバルーンの準備が始まりました。

Honda Racing のおそろいの服のチームで、確か強豪チームと紹介されていたハズ。

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バーナーの噴射口は固定式かと思ったら、ある程度動かすことができ、

気球内のどこに熱風を吹くか、ある程度操作できます。

この辺も腕の見せ所なのだそうです。

バーナーから炎が上がっている時は、この距離でもジリジリ熱かったです。

球皮やロープは相当耐熱性があるんでしょうね~。

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準備が整うと、スーッと上昇。

ほとんど無風だと思っていたのに、どんどん流れていきます。

最初の準備段階の写真からここまで約20分でした。

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ちょっと高度が上がるとたちまち霞んで消えてしまいました。

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本当は6:30に競技開始だったのですが、ようやくキリも晴れ、10:30競技開始の運びとなりました。

一斉にバルーンが膨らんでいきます。

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バルーンによる競技が開始されました。

「うさぎ狩り」というものらしいのですが、

競技開始と共にバルーンは一斉に会場から姿を消してしまい、

観客の我々は「………。」という感じなのでした ^^;

 

実はこのバルーンフェスタには11:00にふくスカから室谷さんが飛来してエアロバティックを披露してくれる予定だったのですが、

キリがなかなか晴れずにバルーン競技開始が遅れてしまったため、

ふくスカ側と連絡をとり、室谷さんの飛来は30分遅れにしてもらったのだそうです。

 

次回はその室谷さんの飛行の様子を。

期待せずにお待ちください。


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九州へ行った話 [├雑談]

7月初旬、スターフライヤーの社長からメールをいただきました。

「(オイラのブログの)北九州空港の情報が若干古くなっているようなので、できれば再訪して更新してください」

ということで先週行ってきたのでした。

なぜ一介のヒコーキマ〇アに過ぎないオイラに航空会社の社長からメールが来るかといいますと、

以前ブログにコメントを頂いたのがご縁で自家用機に乗せて下さった方がおられ、

その方が今年6月の経営陣交代でスターフライヤーの新社長に就任したのでした。



九州にお邪魔する日程をお伝えしたところ、

自社便に安く乗れるよう取り計らって下さったり、レンタカーの手配までしていただきました。

そのレンタカーも、最初はA社で。ということだったのが、

「今B社でキャンペーンしていてお得だから」ということでB社で手配していただきました。

航空会社社長にレンタカーの手配をしてもらうオイラ…(o ̄∇ ̄o)

「北九州空港から小倉の本社まで、ナビだと高速に誘導されるけど、下道で十分だから」とか、

「本社近くのチャチャタウンで100円でも買い物すれば3時間まで無料だから」とか、

「空港の東横インは3,300円で夕食カレーも付いててお得」など、

何から何までお世話になったのでした。

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約束の時間になり、本社の入っているビルへ。

名刺交換したのですが、オイラはブログ用のオモチャ名刺しか持って来てませんでした…^^;

頂いた名刺は、日本語表記の面が白地、英語表記の面が黒地でした。

真っ先に「座席どの位埋まってた?」と尋ねられ、

「8割位だったと思います」と答えると、

「8割か…。いつもその位埋まっててくれればなぁ」と仰っていました。

取締役会議と決算発表の間の非常にお忙しい中、30分程いろいろお聞きすることができました。

スターフライヤーの1日は、北九州発羽田行きの5:30出発便で始まり、

羽田発北九州行き25:00到着の最終便で終わります。

どの航空会社より早く飛び始め、どの航空会社より遅くまで飛んでいるのだそうです。

現在保有している4機のA320で、羽田~関西8便、羽田~北九州22便を運航しており、

1機平均7.5便を担当。

更に深夜の時間帯にチャーター便の運航もしており、

徹底的に稼働効率を上げて収益性を高めているのだそうです。

将来的には保有機を8機まで増やす計画だそうです。

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「スターフライヤー」といえば、異色のボディーカラーが強烈な印象を与えますが、

「黒は熱を吸収する」ということで、機体カラーとしては不向きとされていました。

ところが実際に検証してみたところ、結果は「問題なし」と出たのだそうです。

スターフライヤーで使用しているのは全てブランニューの機体。

これは新興航空会社としては初のことなのだそうです。

また、垂直尾翼は左側が黒、右側が白。

左右非対称のカラーリングも珍しいですよね。



機内も白と黒で統一されており、高級感溢れ非常に上品なイメージです。

シートピッチはエコノミーとしては世界最大の36~37インチ(91~94センチ)で、余裕で足が組めます。

このため、A320の標準座席数は170なのですが、スターフライヤーでは144席となっています。

シートは本革張り、リクライニングの角度も非常に深くすることができ、ヘッドレスト、フットレスト付き。

非常に快適です。

 

座席は3-3の6アブレストになっており、センターシートが若干広くなっています。

また、「広々と座りたい」という乗客のために半額でもう1つ座席を買い取ることが可能。

更に、センターシートの背当て部分を前に倒すと、「カクテルテーブル」になります。

全席AC電源がついていて、パソコン作業、携帯の充電等自由に使用することができます。す、すごい!

全席パーソナルモニター付き。

オイラはずっとマップ画面にしてました。

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全席に装備されているパーソナルモニター。

画面の左右にはコートフック、ドリンクホルダーがついています。

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フットレスト(凸凹していて足裏マッサージ効果があるそうです)

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中央席の背もたれを前に倒すと出現する「カクテルテーブル」

(隣席の方の視線がイタくてこんな写真になってしまいました)(;´Д⊂) 

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搭乗の際、入口のところでイヤホンを手渡されます。

8chがすごく雰囲気が良くて、往復ともずっとこれを聞いてました。

帰ってから調べたら、岩代太郎氏がスターフライヤーの為に書き下ろしたオリジナル曲「STAR ON THE HORIZON」 でした。

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カマンベールチーズとオニオンのスープ

コクがあって美味しかったです

ドリンクサービスも力を入れており、11月限定復活のコーンポタージュは非常に好評だったのだそうです。

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タリーズコーヒー(オリジナルブレンド)。

ビターな大人のチョコ カレ・ド・ショコラ(森永製)付き。

スターフライヤーの羽田便の平均搭乗率は74%で、これは競合他社をかなり上回っているのだそうです。

設備、快適性でこれだけの差別化をしてますから、これは当然の結果と言えるでしょう。

ところが社長曰く、「一人勝ちはあまり好ましい状態ではない」のだそうで、

全体として盛り上がっていくのが良いのだそうです。

ANAとの結びつきが強いイメージのあるスターフライヤーですが、

「新興航空会社でこれほど独立している航空会社はない」のだそうで、

実際、社員は元JAL,JASの出身者が多く、航空会社の出身でないのは総務と社長位なのだそうです。



オイラが最も気になっていた、社長就任のいきさつについてもお聞きすることができました。

スターフライヤー経営陣交代が決定された今年3月の時点で、

ご自身としては新たに何かをするつもりはまったくなかったのだそうです。

スターフライヤーから「非常勤の取締になって欲しい」と要請があったのですが、

まったくその気はなく、断りました。

また、新社長を誰か推薦して欲しいという依頼があり、

「地元の人間がよいだろう」ということで、3人推薦(後に更にもう1人)したのですが、

この話はまとまりませんでした。

新経営陣発表は6月の株主総会で行うことになっているというのに、まったく決まらないまま時間だけが過ぎていき、

今度は「非常勤ではなく、常勤の取締になって欲しい」という要請がありましたが、

東京生まれ東京育ちの社長に九州に移る気はまったくなく、これも断ったのだそうです。

その後今度は社長就任の要請がありました。

5月の連休が明けているのに人事が決まらないという状況で、

「それではひとまず私が」ということで引き受けたのだそうです。



「東京のファンド会社の人間が社長になる」ということで、地元紙には、

「乗っ取られる」とか、「本社を東京に持って行かれる」などと書かれたのですが、

社長就任の経緯から明らかな通り、これらはまったくのデタラメ。

社長就任時、不明な契約が幾つもあり、「本当に必要な契約なら向こうから言ってくるだろう」

と考えて、「経費削減」名目ですべて切ったところ、言ってきたのは1社のみ。

これで数千万も浮いたのだそうです。

その後経営は徐々に改善していき、2002年の会社設立以来、初めて4億の黒字を計上できたのだそうです。

「社長就任からほんの僅かで黒字化するなんて凄いですね」と言ったのですが、

「いやいや、前の人たちの苦労の上に成り立ったいるのだから」と仰っていました。



オイラが社長の自家用機に乗せて頂いたのは数年前のことで、その後何度もお誘い頂いていたのですが、

友人ご家族とビックリするほどの頻度でアチコチ飛び回っておられてました。

てっきり社長就任後はもう自ら操縦桿を握る暇はないのだろうと思っていたのですが、

「この前飛行機を持って来て、友人と九州を一周した」のだそうです。

九州の主要空港にはそれぞれ15~20分程度のフライトで着けるのだそうで、

「熊本で友人とお茶飲んで来た」のだとか。

相変わらずスゴイです(@Д@)

最後に「写真を撮らせてください」とお願いしたら、わざわざ別室から自社機モデルを持って来て下さいました。

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Σ(゚Д゚;) つい、いつものクセでヒコーキにピントが! やり直し!

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スターフライヤー 代表取締役社長 米原愼一氏

 

社長就任からまだ4か月足らずなのですが、会話の端々に会社に対する愛着が感じられました。

(こんなにヒコーキ大好きな航空会社の社長って他におられるのだろうか)などと考えながら本社を後にしました。


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熱海へ行った話 [■ブログ]

先日(放射能を打ち込まれた翌日)、妹夫婦に誘われて熱海の温泉ホテルに一泊してきたのでした。

それはさておき、行き帰りを利用して単独行動で周辺の飛行場など見てきたのでした。

飛行場等の記事は、「東北強化月間」の後にアップします。

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南アルプス市某所

いいお天気^^

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帰途、中央道の某SAにて(どっか忘れた)。

このSAにはワンちゃんに水をやる設備が整っていて、その先の「ハーブガーデン」だったかの先に、

上の写真のように視界が開けている場所がありました。

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ちょっと赤いですね。

夕暮れの時間帯だったのですが、結局あんまし赤くならないうちに暗くなってしまいました。とほほ。

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色つきフィルターかまして撮った写真。


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